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act25-12 ページ32

〜手越side〜



息が上がり、肩が上下する


だけど俺の戦意はなくなっていない



まだ戦える



コントン「俺の攻撃を・・・破っただと!?」


驚きと焦りが、コントンから伝わる


思い通りに俺を倒せないことに、憤りを感じているようだ



手越「この程度か?」


挑発するようにそう口にする



コントン「黙れええぇぇ!!」


露骨に怒りを露わにし、闇の塊を放つ


俺は横に跳んで難なく回避した



強風をコントンに向けて放つ


コントンは大剣を豪快に薙ぎ払い、風を裂いた



そこが、攻撃のチャンスだ


奴の攻撃は一撃一撃が強力だが、攻撃の直後の隙が大きい


俺はコントンの背後に回り込み、背中を斬りつけた



コントン「ぐ・・・!オオオオ!!」


コントンは振り返る勢いで肘を俺の腹に思い切りぶつけた


咳き込む俺の首を掴み、高く放り投げる



空中に浮かぶ俺に向け、コントンは闇の塊を放ってきた


手越「くっ・・・!」


前方に風を放つ


それにより落下の軌道がずれ、コントンの攻撃は当たらなかった


空中で体制を整え、風を纏ってゆっくり地面に着地する



コントンはまたも、不機嫌そうに苛立っていた



コントン「てめえらも・・・、天界も・・・、もう終わりなんだよ!」



今までとは比べ物にならないスピードで俺との距離を詰めてきたコントンは、大剣を振り上げ俺を攻撃した


手越「う・・・ぐ・・・!」


胸部から肩にかけて斬り裂かれ、鮮血が吹き出る


風を纏っていなかったら、もっと傷が深かっただろう


奴の攻撃をまともに喰らったら、終わりだ・・・!




すぐにコントンから離れ、風の刃で攻撃する


コントン「おらあ!!」


コントンは大剣で俺の攻撃を弾くと、すぐに手を前に突き出して闇のレーザーを放ってきた


ギリギリで横に飛び退き、それを回避する


レーザーが通った空間が、歪んだように見えた


空気さえも乱すコントンの闇の力に、戦慄する

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天照(プロフ) - masugayaさん» 感想ありがとうございます!凄く嬉しいです!楽しんでいただけて光栄な限りです。最後まで全力疾走しますので、応援よろしくお願いします。 (2018年9月28日 23時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
masugaya(プロフ) - いつもハラハラしながら見てます!いよいよ終盤ですが、更新頑張ってください! (2018年9月27日 23時) (レス) id: 35db361755 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» いつもありがとうございます!凄く嬉しいです!お、お気に入りだとは・・・、身に余る光栄です。かなり長く続いてますが、物語も終盤です。最後まで応援よろしくお願いします。 (2018年9月17日 18時) (レス) id: e770dcdb6d (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 天照さん、続編おめでとうございます!私は、占ツクは、読む専なんですが、その中でも、かなりお気に入りの一作です!これからも頑張ってください! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年9月16日 18時

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