4人は神様！？ 12

act24-8 ページ2

増田「！待てっ！」


シゲアキを追おうとした貴久の前に、私はなぜか立ち塞がっていた


貴久は困惑と戸惑いで目を見開いている


増田「A・・・、どうして・・・！？」

「お願い！お願いだから・・・、今は・・・シゲアキを責めないで・・・」

小山「A・・・」

「・・・お願い・・・」

手越「・・・・・」



現状は理解している


それでも私は、シゲアキを責めることも、理由を問い詰めることも出来なかった



シゲアキだって、自分がしたことを理解しているはず


深い理由があるんだよね・・・



キセキ「Aさん・・・」

「・・・ごめんなさい・・・、今日は・・・帰ろう・・・」



勿論私だってショックだ


だけどここにいてもどうすることも出来ない



皆も不満は残っているようだったが、私の提案に了承してくれた


重い足取りで、宮殿に戻る









戻ってきた私達を見て、ティアと時雨さんは驚いていた


二人に事情を説明し、各々の部屋に戻る








これからどうするか、考えないと



猫さんが伝えてくれたサダメさんの伝言だと、私が道を開ける・・・らしいけど・・・



・・・とてもそんなことが出来るとは思えない・・・


一からでも、確実な方法を探した方がいいんじゃ・・・



そうこう考えていると、部屋の扉をコンコンと叩く音が聞こえた


はい、と返事をして扉を開ける







部屋の前に、シゲアキが立っていた

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