act22-11 2 ページ4
そう言われても、正直ピンとこない
「生命体に近しい存在・・・、えっと・・・」
サダメ「分からないわよね、そうね・・・、地鬼を想像してもらうと分かりやすいわ」
「地鬼？」
サダメ「地鬼は地界人の力によって作られている、それと似たようなもので、不思議な力によって作られた存在よ」
何とか理解出来たが、それよりもサダメさんが地鬼の正体を知っていたことに少し吃驚した
サダメさんは・・・地界の人達の現状をきっと知っている
彼女も先代さんの行いに賛同しているのか、それとも、彼女ですら先代さんを止めることが出来ないのか・・・
サダメ「不思議な力によって作られた体、言うならば『魔体』ね、生み出されたそれにはあるものが宿っていた」
サダメさんは一呼吸置き、話を続けた
サダメ「それは・・・ある人物の生前の記憶よ」
「え・・・？」
サダメ「魔体はその人物と全く同じ容姿と記憶を持っていて、本人だと思われてもおかしくない」
「・・・・・」
サダメ「だけど、決して本人ではないわ、だって元となった人物は・・・この世にいないのだから」
「生き返った・・・訳ではないんですか？」
サダメ「死んだ人は生き返らないわ、それは人間界、天界、地界、存在する全ての世界に共通する事実」
「・・・どうしてそれが魔体だって気付いたんですか？本人と間違われてもおかしくないのに・・・」
自分でそう発言しておいて、考えられる可能性は少ない
知らず知らずのうちに、自分自身の質問の答えに辿り着いていた
なぜ彼女が魔体の正体に気付いたのか
なぜ再び地界に来ることは絶対にないと思ったのか
おそらく、それは・・・
サダメ「その魔体が、私だもの」
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天照(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！こんなに長い小説を全て・・・、光栄な限りです。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。カオスの極みの小説ですが、これからも応援よろしくお願いします。 (2018年8月27日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はじめまして！今日このお話を最初から全部見てきました！ずっと読んでいられるくらい物語に引き込まれました！これからのお話も楽しみにしています。 (2018年8月27日 16時) (レス) id: 18bedae0a2 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！楽しみにしていただき、この上なく光栄です。いつも感想をいただき、心から感謝感激です。これからも頑張ります。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 移行おめでとうございます！めっちゃ楽しみでした！これからもfightです！ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年8月16日 18時
