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NEWSが目を覚ましたのは、それから2日後だった
それだけダメージも疲労も大きかったんだ・・・
皆が広間に集う
手越「A、キセキ、おはよう」
「おはよう、もう大丈夫なの?」
小山「うん、心配かけてごめんね」
キセキ「とはいえまだ怪我は全快していません、皆さん、こちらへ」
キセキさんは能力で4人の怪我を回復していく
皆を治癒し終えると、キセキさんは神妙な面持ちで皆を眺めた
キセキ「・・・実は皆さんに集まってもらったのは、私から皆さんに話があるからです」
手越「・・・キセキ?」
いつもと違う様子のキセキさんを、4人は心配そうに見つめていた
キセキ「・・・いつか・・・伝えようと思っていたことです、Aさんにはすでに伝えております」
キセキさんはちらと私を見て、すぐに視線を4人に戻す
キセキ「信じられないことかもしれませんが・・・、本当の・・・事です」
一呼吸置き、キセキさんは自分のことを語り出した
既に自分は命を落としていること
今存在しているのは、記憶や感情を受け継いだ魔体
キセキ「・・・戦いが終われば私は消えるでしょう、それでも私は、天界を救うために、その覚悟は出来ています」
小山「・・・そんなの・・・嘘・・・だよな?キセキが・・・もう・・・」
増田「・・・冗談・・・だろ?」
4人はずっと落ち着かない様子だった
キセキさんの話が事実だと理解していても、それを受け入れたくないんだ
キセキ「・・・ずっと黙っていてごめんなさい、皆さんにはどうしても・・・知っていただきたくて・・・」
加藤「・・・キセキ・・・」
キセキ「私は本来、ここにいるべきでは・・・」
手越「止めろ!」
キセキさんの話を、祐也は声を荒げて遮った
手越「もう・・・止めてくれ・・・!」
祐也は突然走り出し、広間を飛び出した
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天照(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!こんなに長い小説を全て・・・、光栄な限りです。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。カオスの極みの小説ですが、これからも応援よろしくお願いします。 (2018年8月27日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はじめまして!今日このお話を最初から全部見てきました!ずっと読んでいられるくらい物語に引き込まれました!これからのお話も楽しみにしています。 (2018年8月27日 16時) (レス) id: 18bedae0a2 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!楽しみにしていただき、この上なく光栄です。いつも感想をいただき、心から感謝感激です。これからも頑張ります。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 移行おめでとうございます!めっちゃ楽しみでした!これからもfightです! (2018年8月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天照 | 作成日時:2018年8月16日 18時