act24-5 ページ46
猫さんの最後の言葉の意味は分からなかったが、これで地界へ向かうことが出来る
さっそく皆に伝えよう
「ティア！」
扉を開け、廊下に向けて声を上げる
間もなく、ティアが姿を現した
ティア「お呼びでしょうか、A様」
「ティア、皆を広間に呼んでくれる？話があるの」
ティア「了解しました」
ティアが姿を消すと、私も広間に向かった
しばらくして、NEWSとキセキさんが広間に集まった
手越「どした？A」
「空間の乱れがあった場所があるでしょ？明日そこに地界への道が通じるよ」
小山「え！？ど、どうしてそれを・・・！？」
「サダメさんに頼んだの、力を貸せるのは一度きりだって」
増田「明日・・・か、最初で最後のチャンスかもな」
私もそう思う
だけどサダメさんの伝言を聞く限り、チャンスを逃しても私が何とか出来るみたいだけど・・・
・・・駄目だ、そんな曖昧なものに頼っちゃ・・・
キセキ「では、明日の朝、皆さんでそこに向かいましょう」
「はい、ありがとう、皆、集まってくれて」
手越「こっちこそありがとう、やっと地界に向かうことが出来るな」
増田「気を引き締めろよ、それはつまり、先代との戦いが迫ってるってことなんだからな」
「そうだね・・・、やっぱり・・・戦いは避けられないよね」
小山「Aは必ず守るから、心配しないで」
「うん、ありがとう」
報告を終え、私達はそれぞれの部屋に戻った
明日、いよいよ地界へ向かうんだ
鏡に映る自分の姿を見て、深呼吸をする
不安も恐怖も、勿論ある
けどそれ以上に、戦いを止めるという強い決意が胸をたぎらせる
明日に備えて何かをする訳でもないが、その日は一日部屋で過ごした
何もしていないのに時間の経過が早く感じる
地界に行くのは、まだ第一歩に過ぎない
戦うことになろうとも、先代さんを止めないと・・・！
翌日、変わらない起床時間に目を覚ました
僅かに緊張感があるためか、目が冴えている
比較的動きやすい服を着て、身だしなみを整える
準備を終えると、宮殿の外の門の前に出て、皆を待った
急に、一分一秒が長く感じるようになった
もうすぐ、地界に・・・先代さんのところに行けるんだ・・・
何が待ち構えていようと、私達は今までどんな困難も乗り越えてきた
だから皆と一緒なら、絶対に大丈夫！
そう考えていると、宮殿の扉が開いた
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天照(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！こんなに長い小説を全て・・・、光栄な限りです。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。カオスの極みの小説ですが、これからも応援よろしくお願いします。 (2018年8月27日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はじめまして！今日このお話を最初から全部見てきました！ずっと読んでいられるくらい物語に引き込まれました！これからのお話も楽しみにしています。 (2018年8月27日 16時) (レス) id: 18bedae0a2 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！楽しみにしていただき、この上なく光栄です。いつも感想をいただき、心から感謝感激です。これからも頑張ります。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 移行おめでとうございます！めっちゃ楽しみでした！これからもfightです！ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年8月16日 18時
