4人は神様！？ 11

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コントン「驚いたな、天界の姫がこんなところに一人とはな」




どこかから聞こえた声に、驚きと恐怖を感じる


足を止め、辺りを見回した






トウテツ「よう、天界の姫」




私の四方から、四凶の4人が歩み寄ってきた




どうしよう、今は私一人だ


彼らが攻撃してくれば、私はひとたまりもない


何とかこの状況を脱する方法を考えないと・・・！





キュウキ「・・・そう身構える必要はありません、今日は天界の状況を見に来ただけです」

トウコツ「姫からお前には手出しするなと命令されている」

「え・・・？」

コントン「・・・自分の手でてめえを始末したいんだろうよ」


不本意なのか、コントンは少し苛立ったように言った


敵意こそ感じるが、4人とも攻撃してくる様子はない


それでも彼らを警戒したまま、私は彼らに話しかけた



「・・・ここに来たのも、先代さんの命令？」

トウテツ「いや、勝手に来ただけだ、お前に手出ししないこと以外は特に命令されていない」

トウコツ「その気になれば天界を攻撃出来る」

「・・・・・！」

コントン「安心しな、今はそんなつもりねえよ、今は・・・な」



彼らは、全て先代さんの命令で行動している訳ではないんだ



サダメさんも言っていたけど、四凶は地鬼でありながら己の意思をしっかり持っている




それなら・・・どうして・・・

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