act19-12 ページ17
強力な地鬼を・・・倒した！
「やった・・・！やったよ！二人とも！」
私は二人に駆け寄った
小山「本当に・・・俺達だけで・・・」
加藤「・・・何とか・・・なるもんだな」
感極まった私は、二人に抱き付いた
キョトンとして固まる慶一郎とシゲアキ
小山「A・・・！？」
加藤「・・・・・！」
離れて二人の顔を眺めると、少し赤面しているように見えた
小山「ありがとう、A、Aがいなかったら勝てなかったよ・・・」
「たいしたことなんてしてないよ、頑張ったのは二人じゃん」
加藤「正直・・・、一度は諦めたけど・・・」
小山「俺もだよ・・・、けどやっぱり、このままじゃ嫌だって思って・・・」
加藤「・・・ありがとな、小山、一緒に戦ってくれて・・・」
小山「俺の方こそ、シゲがいてくれて良かった」
一時はどうなるかと思ったし、お互い思い悩むこともあったけど、もう心配はいらないね
言葉がなくても通じ合える程、パートナーを信頼している
二人は、最高のコンビだよ
小山「・・・あ！そうだ、手越とまっすーが戦ってるんだった！」
「あ！で、でも、二人とも大丈夫？」
加藤「平気だ、まだ戦える」
「・・・分かった、無理はしないでね」
正面の出入り口は瓦礫で塞がっていたため、私達は裏口から外に出た
祐也と貴久のことだから、地鬼相手なら大丈夫だと思うけど・・・
小山「どっちだっけ・・・？」
「えっと・・・」
その時、爆発音のような激しい音が遠くから聞こえた
胸騒ぎがする・・・
加藤「・・・急ぐぞ、嫌な予感がする」
「うん・・・」
二人の無事を祈り、ひたすら走った
また、轟音が響く
「祐也・・・、貴久・・・」
考えたくないのに、悪い想像をしてしまう
小山「大丈夫だよ、二人の強さ、Aだって知ってるだろ？」
「・・・そうだね、弱気になっちゃ駄目だよね」
慶一郎は私の胸中を察して慰めてくれた
しばらく走っていると、街を出て、開けた場所に出た
木が燃えたような焦げた臭いと・・・
血の・・・臭い・・・
「・・・・・！」
一気に血の気が引き、私は更に奥へ向かった
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天照(プロフ) - 咲香さん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！地界の姫の正体は、主人公の仲間だった先代です。衝撃の事実に主人公は・・・。これからも頑張りますので、応援していただけるとありがたいです。 (2018年7月7日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - いつも更新わくわくしながら待ってます！地界の姫がどんな人なのかが気になります…これからも自分のペースで頑張ってください！応援してます！！ (2018年7月6日 21時) (レス) id: dcac62fb43 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！応援をいただき、頑張る力をもらえました。感謝感激です。これからも更新を楽しみに待っていていただけると光栄です。 (2018年6月21日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 応援してます！これからも更新fightです！ (2018年6月20日 22時) (レス) id: b8d176f2c3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - 天照さん» いえいえ！！ 素晴らしい作品なので、天照様！もっと自信を持っていいと思いますよ〜 更新頑張って下さいm(_ _ )m (2018年6月15日 19時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年6月14日 19時
