act19-9 2 ページ12
突如、地鬼の口が大きく開いた
そして、先程よりも驚くべき攻撃を繰り出してきた
小山「なっ・・・！？」
地鬼の口から、黒い炎が放射された
地鬼の眼前にいた慶一郎は炎に巻き込まれ、空中に飛ばされた
小山「う・・・ああああ―――！！！」
「慶一郎―――ッ！！」
慶一郎の元に向かおうと走り出す
それと同時に、シゲアキは地を蹴り、背中に翼を出現させた
落下する慶一郎をシゲアキは空中で受け止め、床に下ろした
「慶一郎！大丈夫？」
小山「平気・・・」
加藤「攻撃力も防御力も尋常じゃない、何とか攻撃の通る場所を見つけねえと・・・」
小山「俺が近くで攻撃を当てるから、シゲは遠くからサポートして！」
加藤「分かった」
シゲアキは翼を広げて飛翔し、地鬼を狙って弓矢を構えた
地鬼が顔を上げた瞬間、慶一郎が地鬼と距離を詰め、槌で胴体を打ち付けた
僅かに後方に押された地鬼に、慶一郎は胴体に水を、シゲアキは頭部に炎を当てて追撃した
後ろの壁にぶつかり、ガクンと前のめりになる地鬼の体
ダメージが通ったのかな・・・？
この調子で攻撃すれば倒せると一瞬考えたけど、地鬼の背中に砲台の様な物が見え、自分の油断に気付いた
「危ない！！」
私が叫んだときには、背中の砲台から大砲が放たれていた
慶一郎は水の盾を作るが、大砲はそれを簡単に打ち破った
小山「！？不味い・・・！」
加藤「一人じゃ無理だ！」
シゲアキは慶一郎の隣に降り立ち、大砲に向けて炎を放った
慶一郎も水を放出して大砲にぶつける
二人の攻撃でようやく大砲の勢いが落ちた
このままいけば、二人に命中することはない
先程から想定外の攻撃を繰り出してきた地鬼が相手だ
どんな滅茶苦茶な攻撃をしてきてもおかしくない
だから少しでも、気を抜いてはいけなかった
そう、また油断していたのだ
大砲が僅かに輝きだし、突然爆発した
小山「がっ・・・！！」
加藤「ぐっ・・・！！」
爆破の衝撃と爆風で、二人の体は思い切り吹き飛ばされた
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天照(プロフ) - 咲香さん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！地界の姫の正体は、主人公の仲間だった先代です。衝撃の事実に主人公は・・・。これからも頑張りますので、応援していただけるとありがたいです。 (2018年7月7日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
咲香(プロフ) - いつも更新わくわくしながら待ってます！地界の姫がどんな人なのかが気になります…これからも自分のペースで頑張ってください！応援してます！！ (2018年7月6日 21時) (レス) id: dcac62fb43 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！応援をいただき、頑張る力をもらえました。感謝感激です。これからも更新を楽しみに待っていていただけると光栄です。 (2018年6月21日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 応援してます！これからも更新fightです！ (2018年6月20日 22時) (レス) id: b8d176f2c3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - 天照さん» いえいえ！！ 素晴らしい作品なので、天照様！もっと自信を持っていいと思いますよ〜 更新頑張って下さいm(_ _ )m (2018年6月15日 19時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年6月14日 19時
