4人は神様！？ 9

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俺達はひたすら小道具の整理を続けた


このままだと朝までかかるかもしれない


小山「多いな・・・、終わる頃には朝になるかな？」

加藤「だろうな、疲れたか？」

小山「ちょっと、でもまだまだ大丈夫だよ」


小道具の入った段ボールを下ろし、小山はやや俯いてこちらを見た


小山「シゲ・・・」

加藤「悪かったな、昼間のこと・・・」

小山「え・・・」


小山が何を言い出すかは何となく想像がついた



優しい奴だから、いつも真っ先に謝るのはこいつだ


たまには・・・俺の方から謝らせてくれよ


小山「・・・ううん、俺の方こそごめん、自分勝手だったよね・・・」

加藤「そんなことねえよ、お前は俺を頼ってくれたじゃねえか、勝手だったのは・・・俺の方だ」

小山「シゲ・・・、おかしなこと言うようだけど、俺・・・誰かに頼るのがまだ苦手で・・・」


やっぱり・・・小山も同じこと悩んでたんだな・・・


加藤「俺も同じだ、今の状況に・・・まだ戸惑う時がある、だけど・・・一人じゃないって実感出来たことは・・・嬉しいんだ」

小山「うん、俺も、辛い時こそ支え合えるって・・・今なら分かる」



もう一人じゃない、仲間がいる



それを気付かせてくれたAには本当に感謝してるし、今日のことも、謝らないと・・・





作業を続けようとした時、こちらに近づいてくる足音が聞こえた

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