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act13-7 ページ5

二人の猛攻は止まらない


結構長い時間・・・かなりの数の地鬼を相手にしているのに・・・






やっぱり・・・間違いない・・・



二人は・・・以前より強くなっている







手越「だいぶ・・・減ったな」

増田「一気に決めるぞ!手越!」

手越「応!」



再び背中合わせになる二人



祐也は刀を前に突き出し、貴久は2本の剣を交差させた





突如、突風と稲妻が二人の周囲に発生した


それぞれ半円形に広がり、二つ合わせてドーム状に二人を包む



飛びかかってきた地鬼を弾き飛ばし、竜巻状の風と、激しい閃光を放つ雷がそれぞれの武器から放出された


攻防一体の風と雷のドームが更に大きくなる


武器から放たれる攻撃も、離れた地鬼達に命中し、倒していく





目に見えて分かる、大きな変化



あれだけいた地鬼が、もう数えられるくらいしか残っていない





あと10体くらいだろうか






ドーム状の風と雷が勢いよく広がり、爆発のような衝撃が6体の地鬼にぶつかった


吹き飛んだ地鬼の体が一気に砂のように変化し、消滅する




あと4体




獅子の様な地鬼が祐也に向かって噛みついてきた


地鬼の口が閉じ、鋭利な牙が噛み合う



・・・が、地鬼の口が挟んでいたのは、祐也の刀の刃だった


突風で吹き飛ばした地鬼の体に、電撃が命中する




あと3体




間を置かず、二人の背後から石が集まって出来た人型の地鬼が迫ってきていた


石で形成された腕を振り上げる


貴久は振り返ることなく、後方の地面に電気を放った


閃光と地面が爆発した衝撃で地鬼の体がふらつく


刹那、他の部位よりも大きい石のある頭部に、祐也が飛び乗った


勢いよく刀を突き刺し、頑丈な岩にひびが入った


地鬼は脱力し、そのまま消えてしまった

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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時

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