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act14-16 ページ40

「小山さん!!」



キュウキとの戦いによるものか、小山さんは怪我をしていた



キュウキ「これは・・・何が起こったというのだ・・・!?」





大波を押さえるように、水の盾がたくさん出現している





私の後ろには、玄武の皆さんが手を前に突き出し、盾を出すために集中していた




小山「皆・・・」

男性1「もう二度と・・・貴方を置いて逃げません!」

男性2「我々も共に戦います!力を合わせましょう!」



波の勢いは衰えない


少しずつ、盾が押されていく



だけど玄武の皆さんは、誰一人諦めようとしていない



キュウキ「無駄なことを・・・!このまま纏めて水に飲まれるだけです!」



大波の威力は予想以上だった


このままでは・・・




「・・・大丈夫、皆で力を合わせれば・・・」


少し弱気になった自分自身を鼓舞する


玄武さん達が強い意思で、同じ思いでここに来たんだ






繋がった思いを・・・無駄にしたくない!!









その時、波を止めていた複数の水の盾が、強く輝きだした





光が収まると、水の盾が巨大な亀の甲羅のような一つの大きな盾に変化していた




そして、少しずつ波を押し返していく




小山「!!」

キュウキ「ば・・・馬鹿な・・・!?」




何が起こったか分からないけど、きっと皆の盾が一つになったんだ



「皆さん!波を押し返しています!」

男性3「はい・・・!きっと・・・里を救えます!」




皆さんの強い思いに呼応するように、巨大な盾がどんどん波を押し返す



少年「A様!僕達も頑張る!」

「うん!もう一息だよ!頑張ろう!」


私が拳を突き上げると、子供達は「おー!!」と元気に返事をした








キュウキ「あり得ない・・・!こんなこと・・・あり得てたまるか!!」



キュウキは盾を出している玄武さん達に向け、光の玉を放ってきた




「来ます!」

男性4「はい!」



光の玉に2匹の蛇がぶつかり、相殺する



キュウキ「な・・・!?」



キュウキが皆さんを狙ってくることは、勿論想定内だ


だから何人かの玄武さんに、その対応のために待機してもらっていた

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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時

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