act14-11 ページ30
〜手越side〜
手越「雨だ」
さっきまで晴れていたのに、急に雨が降り出した
増田「A、出かけたままじゃね？大丈夫かな・・・？」
手越「探してくる！」
俺は宮殿を飛び出て街に向かった
雨風が徐々に強くなってきて、街についた頃にはびしょ濡れだ
手越「Aー！！」
雨音のせいで、声が響かない
どこかに雨宿りしてるなら、それでいいけど・・・
増田「手越っ！！」
手越「うおっ！まっすー！？どした？A見つかった？」
増田「違う！地鬼が現れた！こっちだ！」
手越「！！」
俺はまっすーと共に、地鬼が出現した場所に向かった
街から北の方に向かって走る
到着した時には、慶ちゃんやシゲ、天界の戦士達数名が応戦していた
手越「お待たせ！」
小山「手越！まっすー！」
増田「多いな・・・、とにかく、これ以上街には近づけさせない！」
俺とまっすーも戦いに加わる
ちなみに雨天では雷や炎は真価を発揮しづらいため、まっすーとシゲは武器中心の攻撃になる
キセキ「皆さん！大丈夫ですか？」
手越「キセキ！？どうして・・・！？」
キセキ「皆さんが戦っているのに、私一人待っている訳にはいきません、怪我を治すことしか出来ませんが、お力になります」
キセキは力強く告げた
彼女の長い髪や着物が雨で濡れてびしょびしょだ・・・
キュウキ「頑張っていますね、皆さん」
手越「！？」
地鬼の奥に、『四凶』の一人、キュウキがいた
俺達の戦いを嘲笑うかのように、不気味な笑みを浮かべて眺めている
加藤「・・・あんたは高みの見物か？」
キュウキ「これからもっと面白い見物があるのでね、皆さんに構っていられません」
増田「何を企んでるんだ・・・？」
キュウキ「すぐに分かりますよ、特に玄武にとっては、またとない絶景でしょう」
小山「え・・・」
キュウキは俺達に背を向けて去っていった
奴が向かった先には、玄武の里がある
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NEWS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天照 | 作成日時：2018年4月17日 19時
