act1-1 ページ3
太陽が昇る―――――――
布団から出て、カーテンを開ける
電気スタンドの傍らに置いてある置時計で、時間を確認した
目覚ましの道具を使わずに、毎日決まった時間に起床出来ることは、私のちょっとした自慢だ
階段を駆け下り、台所へと向かう
ご飯に味噌汁、焼き魚といった和風の朝食を作り始める
二人分の朝食をテーブルに並べていると、階段を下りてくる足音が聞こえた
「おはよう！お父さん」
父「おはよう、A」
お父さんは朝食が置いてある場所の椅子に腰かけた
私も向かいの椅子に座る
父「いただきます」
「いただきます！」
二人で朝食を食べる
私は都内の一軒家に父と二人で暮らしている
ご飯は主に私が作ってます
父「御馳走様、おいしかったよ」
「ありがとう、さてと、出かける準備をしなくちゃ！」
父「気をつけろよ、一人で出かけるんだから」
「もう、お父さんは過保護なんだよ、大丈夫だって！遠くに行く訳じゃないし、それにもう子供じゃないんだから」
父「ははは、それもそうだな」
「着替えてくるね、お父さん、食器洗っておいて」
二階にある自分の部屋に戻ると、着替えを済ませ、荷物を鞄にまとめた
部屋にある鏡で身だしなみをチェックする
最後に黒く長い髪を一纏めにして結び、準備完了
一階に下り、リビングに向かうと、お父さんがソファーに座って新聞を読んでいた
私に気付いたのか、こちらを向く
父「お母さんにも挨拶してこいよ」
「うん！」
私は荷物を置くと、隣の部屋にある仏壇の前に座り、手を合わせた
「おはよう、お母さん！今日は一人でお出かけしてくるね」
仏壇に置いてある母の写真に、私は目一杯の笑顔を見せた
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天照(プロフ) - チェルシーさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！前作から読んでいただき感謝感激です。今後とも楽しんでいただけるよう更新頑張っていきます。 (2018年1月30日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
チェルシー(プロフ) - 幻想戦歌も毎日更新楽しみで終わったとき悲しかったけどこの作品も凄く面白いです！毎日更新楽しみです！ (2018年1月29日 20時) (レス) id: 5dcb618811 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - はーみゃんさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！大好きと言っていただけて光栄です。これからも更新頑張ります。 (2018年1月27日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
はーみゃん(プロフ) - 初めまして。前作から読ませていただいてます。天照さんの作品大好きです！これからも更新楽しみにしています^ ^ (2018年1月26日 20時) (レス) id: dfbb8d508c (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - 天照さん» いえいえ！！ もう新作をめっちゃ楽しんでます！！ (2018年1月15日 12時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年1月3日 13時
