4人は神様！？

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天界に来てから、数日が経った


しかし相変わらず、私は宮殿で時間を過ごして、特に何もしていない


時雨さんに案内された書庫で本を読んだり、敷地内で日向ぼっこをしたりと、そればっかり


外は危険だからなるべく宮殿の敷地を出ないようにと、ティアさんや時雨さんに釘を刺されている




今日まで、ティアさんや時雨さん、先代さんとは何度か話すことはあったけど、NEWSの皆さんとはあまり話していない


・・・あまりどころじゃない、手越さん以外の3人とは、会話どころか会ってもいない


手越さんもやっぱり戦いで大変だからか、会う機会が少なくなった


でも会えば元気に話しかけてくれるので、その度に私は嬉しくなる






「・・・やっぱり、このままじゃ駄目だ」


自分に言い聞かせるように呟く





戦えなくても、この世界のために何か貢献出来ることはないか・・・



・・・考えても答えは出ない、動かないと！




部屋を出て、誰かいないか宮殿内を歩いて回る



廊下を一周してきたけど誰もいなかった、それにしても広い、一周するだけで疲れた・・・




宮殿の外に出て、辺りを見渡すけど、人の気配はなかった


思い切って、声を出してみる



「すみませーん！どなたかいませんかー？」




ティア「A様、こちらに」


私の声に反応したのか、ティアさんがすぐに現れた



「ティアさん！」

ティア「何か御用でしょうか？」

「あの・・・街に行ってみたいんですけど・・・」


ティアさんから返事が返ってこない


困っているのかな、ティアさんは光だから表情が見れず、何を考えているか全く分からない



ティア「・・・分かりました、こちらです」


ティアさんはふわふわと門の外に出た


私も続いて門をくぐり、宮殿の敷地の外へ足を進めた








いろんなお店が立ち並び、たくさんの人で賑わう街に到着した



ティア「では、御用の際はお呼びください」

「ありがとうございます」


お店を見て回りながら、足を進める


人間界の商店街と全くと言っていいほど変わらない、扱っている商品等も私が見知った物ばかりだ




しばらく歩いていると、小さな女の子が私にぶつかってきた

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