act2-6 ページ18
手越「この世界、そして姫を守るために集まった4人、それが俺達『守護四神』、まあ長いから『四神』でいいや
さっき広間にいた3人も天界の四神だよ、皆それぞれ四方を治める神の一族の代表なんだ
東方を治める『青龍』の一族、その代表が俺、手越祐也
西方を治める『白虎(びゃっこ)』の一族の代表、増田貴久、白い服着てた赤い髪の奴だよ
北方を治める『玄武(げんぶ)』の一族の代表、小山慶一郎、黒い服の背の高い男だよ
南方を治める『朱雀(すざく)』の一族の代表、加藤シゲアキ、赤い服の黒髪の奴だ
一族でも特に戦闘能力が高かったから、代表に選ばれた」
ここに来る前、手越さんが戦っていた時の光景を思い出す
確かに強かった、姫を守る存在として選ばれるのも納得だ
ここでふと、ある疑問が浮かぶ
「天界の四神・・・って言ってましたけど、地界にも四神が存在するんですか？」
手越「ああ、地界にも姫と四神が存在した
特に地界の四神とは何度も戦いを繰り返してきた
奴らは強敵だし、天界にとって大きな脅威だ」
聞いただけで、恐怖と不安を感じ、体が震える
手越「何より地界人は、『地鬼(ちき)』っていう怪物を使って天界を攻撃してくる」
「地鬼？」
手越「Aを襲おうとしたフードを着たあいつらも地鬼だ」
「！？」
手越「地鬼はいろんな姿をしている、人のような姿の者もいれば、動物のような姿の奴もいる
あいつらはただ、天界を・・・敵を倒すために動いている
生き物だとは思わない方がいいかも」
確かにやっつけた後、砂になって消えてしまったのを見ると、生き物とは思えない
手越「下級の地鬼ならどうってことないけど、強力な奴だと俺達でも苦戦する」
「どうして・・・私を襲ってきたのでしょうか・・・？」
手越「奴らもAを天界の『姫』だと思って始末しようとしたのかも・・・」
それって・・・また地鬼に狙われる可能性があるってことじゃ・・・
手越「大丈夫、Aには手出しさせない、俺が守るって言っただろ？」
私の不安を察したのか、手越さんは優しくも力強くそう言ってくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天照(プロフ) - チェルシーさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！前作から読んでいただき感謝感激です。今後とも楽しんでいただけるよう更新頑張っていきます。 (2018年1月30日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
チェルシー(プロフ) - 幻想戦歌も毎日更新楽しみで終わったとき悲しかったけどこの作品も凄く面白いです！毎日更新楽しみです！ (2018年1月29日 20時) (レス) id: 5dcb618811 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - はーみゃんさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！大好きと言っていただけて光栄です。これからも更新頑張ります。 (2018年1月27日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
はーみゃん(プロフ) - 初めまして。前作から読ませていただいてます。天照さんの作品大好きです！これからも更新楽しみにしています^ ^ (2018年1月26日 20時) (レス) id: dfbb8d508c (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - 天照さん» いえいえ！！ もう新作をめっちゃ楽しんでます！！ (2018年1月15日 12時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天照 | 作成日時：2018年1月3日 13時
