幻想戦歌10

act24-25 ページ37

異変を止めてから数日後




なぜか事務所の近くの広場で、ジャニーズの皆さんがどんちゃん騒ぎをしています





特務の達成を記念して祝杯を上げるのだとか






本当に・・・長かった



皆頑張ったもんね



ここにはいないけど、亀梨さん、上田さん、中丸さんにも助けてもらった、彼らがいなかったら異変は解決出来なかった




今までの全ての出会いに感謝です






皆が私を忘れても、私は決して忘れない







社長「A」

「社長！」

社長「本当にありがとう、YOUがいなければ異変を止めることは出来なかった」

「いえ・・・、私も皆さんに協力出来て・・・本当に光栄です！」

社長「YOUに会えて良かった・・・、さあ、YOUも一緒にはしゃいじゃいなよ！」

「あ・・・あはは・・・」


そうは言われても、既にテンションMAXで騒いでいる皆の輪にはなかなか入れない




それに・・・遠くで皆を眺めているだけでも十分幸せです






・・・本来は皆を・・・現世を見守る存在だって、レイアは言ってたな



あるべき場所に戻ったら、こんな風に皆を見守っていくのだろうか




・・・それも、悪くないな






気づけば、夜になっていた




ジャニーズの方々は元気と笑顔を絶やさず、私のところに話をしに来てくれる人もいた


皆の輪に入るよう誘う人もいたけど、ここで見ていた方がいい、と断った







夜風にあたるため、私は一人そっとその場から離れた

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