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yk「………………」
時計の針。閉めたカーテン。シーツの音。寝て、夢で、醒めないまま、起きないで、静かに、眠って。頭の中で水の音が響く。
彼女の視線はいつも窓の外を向いていた。全部関係ないみたいに、ずっと。雨も、晴れも、曇りも、どうでもいいみたいに。
手を繋いで歩いた日。月から逃げた日。影をまいた日。ブランケットに包まった日。
思い出が、幼いままで止まっていく。壊れていく。忘れていく。
裏切ったのに、酷いことしたのに、彼女の視線はまた僕に向かなかった。
信じてほしくて、見てほしくて、話したくて、なんでもいいから気づいてほしくて、たしかめたくて、傷つけた。
だってそうしないと、何かがないと、だってもう、わからなかったから、声が。きこえなかったから。仕方なかった、きっとそう。
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parry
かわす。逸らす。受け流す。言い逃れ。責任逃れ。
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すいみん。(プロフ) - こんな夜に死ぬ程泣いてしまいました。起きる頃には目が腫れていそうです。背景描写や細やかな心情描写が繊細で儚いのに粘っこく心に残る小説でした。解像度も高く本当に言ってそうorやってそうな行動ばかりで脱帽です。無理なさらず更新頑張ってください！！ (1月13日 23時) (
レス) @page20 id: f12e90341c (このIDを非表示/違反報告)
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