第四十三話「買い物」 ページ47
『らだおくん！あれどういうこと！？』
らっだぁ「でも実質デートじゃん」
『そういう事を言ってるんじゃないの！』
あれから数日。今日はらだおくんと買い物をする為に街にいた。そう、何故こんな所にいるかと言うと
おじじ「今度うちでパーティ兼親睦会開くから来ない？」
『…なにそれ。』
通話越しなら別に大丈夫なので、おじじと会話していたらいきなり変な勧誘された。
おじじ「CRも色んな人と関わり持ったから、親睦会開きたいなって思ってさ！Ras達も韓国から来るから来て欲しいなって」
『あー、Ras来るなら行こうかな〜。でも一人嫌だから誰か連れてっていい？』
おじじ「それは勿論！Noraちゃんにはお世話になってるし構わないよ！」
『わかった。』
とまあ、こんな感じでトントン拍子で話が進んだのでこの前の仕返しとして私はらだおくんを連れて行くことにした。
らっだぁ「で？意識くらいしたでしょ？」
『してないよ〜』
らっだぁ「相変わらずお前ガード硬すぎん？」
『普通じゃない〜？』
私と知り合って一度もそれらしい噂が立たないことを心配しているらだおくんは、どうにかして渋ハルさんとくっつかせたいようだ。
らっだぁ「渋ハルさんなら大丈夫だよ。お前のこと、俺たちの次に理解してるし」
『ちゃっかりマウント取るね〜？』
だが事実なので否定はしない。親より一年を過ごす時間が確実に長いので、らだおくんとぺんちゃんは基本私のことを理解している。
らっだぁ「で？本当にここなん？」
『おじじはそうだって言ってた〜』
高級ブランドが立ち並ぶブランド街。その中の一つの前に止まり、持っているスマホと情報を照らし合わせる。
『やっぱりここだよ』
らっだぁ「…Nora先行って」
『やっぱりらだおくんってネット弁慶だよね〜』
らっだぁ「それはもう十年前から理解してる」
背中を押されて店の中に入れば、中には物凄い数のスーツとケースに飾られたアクセサリーが並んでいた。
『高野大和の紹介で来ました。』
「高野様ですね。お話は伺っております。」
高そうなスーツを着た店員は、爽やかに微笑んだ。
『では当日にまた来ますね。』
「はい、お待ちしております。」
あれから約二時間。意外にも早く当日に着ていくであろう服やアクセサリーを選び終えたので、私達は帰ることにした。
らっだぁ「つっかれた…」
『お疲れ様、らだおくん』
因みにらだおくんはずっと、目がいつも以上にﾀﾋんでいた。
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シーク(プロフ) - miiiimyeeさん» ありがとうございます。これからも気長に投稿致しますので、よろしくお願いします。 (2022年1月24日 2時) (
レス) id: 91eb3b47ba (このIDを非表示/違反報告)
miiiimyee(プロフ) - 一気見してしまいました！今後も楽しみにしております！ (2022年1月23日 19時) (レス) @page29 id: 78df5c06aa (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - ラピスさん» ご指摘ありがとうございます。早急に直したいと思います。 (2021年12月30日 16時) (レス) id: 91eb3b47ba (このIDを非表示/違反報告)
ラピス(プロフ) - 五円札になってますよ(ｺｿｯ) (2021年12月30日 8時) (レス) @page17 id: 2aba3889f7 (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - 名無しのpさん» ありがとうございます。頑張ります。 (2021年11月21日 0時) (レス) id: 91eb3b47ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：loW | 作成日時：2021年11月19日 22時
