【STGR】黄金世代の紅一点と野良猫です。【rd】

悪い大人 ページ26

『ケインってさ、改造されたらしいじゃん〜？』

ミンドリー「あー、なんかまるんくん言ってたね」

『でも感情は無いわけでしょ〜？』

ミンドリー「うん」

『ドリちゃん』

ミンドリー「んー？」

『今から私が非人道的な事やっても、見逃してくれる〜？』

ミンドリー「…んー、程々にしときなね〜」

『ありがと〜」


『あー、また傭兵〜？』

えびす「ケイン！もうやめろって！」

ケイン「何故ですか？」

えびす「悪いことだから！」

ケイン「でも、これが正しいことですよ。」

みこだ「この国の法律じゃ悪いことでしょうが！」

『あ、ケインいた〜。聞きたいことあったんだけどさ〜』

ケイン「なんですか？」

『ケインって、感情ないんだよね〜？』

ケイン「はい、無いですよ。」

『実験に手伝って欲しくてさ〜』

ケイン「実験？」

『探してたんだよね〜。人間じゃなくて、感情もなくて、丈夫なモノ！』

刃弐「え？」

『ケインに感情は無いんでしょ〜？なら、辛いも悲しいも苦しいもないって事だよね？こんなに実験材料に適した人材なんてないからさ〜。』

ケイン「何を言ってるんですか？」

みこだ「ラノパイセン…？」

『大丈夫。痛くてもそれを感じる機関が存在しないから、そんなに苦痛でもないよ。』

ケイン「自分が何を言ってるか分かってるんですか？」

『分かってるよ。でも、君が言ったんだよ？自分には感情が無いと。犯罪をすることが正義だと。犯罪者に白市民と同じ人権が存在すると思ってる？大丈夫だって！私の記録には残るけど、ケインのメモリーには残らないように後で抜いておくから。』

ケイン「そんなこと出来ると思ってるんですか？」

『ねえ、レダー』

レダー「…なに？」

『お前の仲間と私、どっちが機械関係に強くて頭がいい？』

レダー「……ラノ」

えびす「え、」

『そういう事だから大丈夫！ただ、私と会って何かした記憶が消えるだけ！痛いって思うのも一瞬だからさ！協力してくれるよね？』

ケイン「えっと、」

『…なーんてね。』

ケイン「え？」

『冗談だ。真に受けたか？』

ケイン「…いいえ。」

『そう。ならいいや。』


ミンドリー「で？何試す予定だったの？」

『簡易蘇生キットで蘇生した時の回復しなかった場合と回復する物の種類による生き残り時間の違い』

ミンドリー「あー、俺手伝おうか？」

『私がドリちゃんにそんなことすると思ってる〜？』

ミンドリー「じゃあ無理か。」

【ストグラ】ラネ起きた！【15日目/鳩禁】→←ラノは敵にも味方にも厳しい

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