【STGR】黄金世代の紅一点と野良猫です。【rd】

ラノは敵にも味方にも厳しい ページ25

まるん「ラノさん」

『はーい？』

まるん「お客さんが来てます」

『今行くね〜』


『あら、ヴァンさんとさっきの銀行強盗犯だ〜。どうしたの〜？』

ヴァンダーマー「ラノちゃん、うちの仲間が世話になったらしいね」

『あー、そうですね〜。銀行強盗中にギャングになるならそれ相応の覚悟の上でなったんだよねって聞いたら何も言ってこなかったから、なんで中途半端な気持ちでなったのって聞いただけですよ〜』

ヴァンダーマー「けれど泣かしたことに変わりはないだろう？」

『え、勝手に泣いたのはそっちなのに？』

ヴァンダーマー「それがそちらの言い分か？」

『そもそも、ギャングになる時点で何かしら言われることは目に見えてるでしょ。犯罪する奴が悪いんだから。そんなこと言われると思ってなかった、なんて甘ったれたこと抜かしてんじゃねぇよ。』

ヴァンダーマー「え？」

『犯罪者になるということは、ギャングに属するということはそういう事だからな。何も誇れないし、やった方が悪い。そこら辺の自覚がないのに、ギャングなんかやるなよ。』


ぺいん「ラノ」

『んー？』

ぺいん「ヴァンダーマーと何話してたの？」

『色々〜？それよりぺんちゃん』

ぺいん「なに？」

『頑張るのと無茶するのは意味違うからね〜。それ履き違えちゃダメだよ〜』

ぺいん「…はい。」

『それで倒れて迷惑掛かるの、他で頑張ってる署員だからね〜』

ぺいん「ごめん…。」

『今度から気をつけてね〜』

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