黒と白 ページ14
皇帝「ラノはさ」
『うん』
皇帝「レダーと知り合いなんだろ?」
『ぺんちゃん情報〜?』
皇帝「あー、まあそんな感じ?あとはレダーが元気か聞いてくるから」
『裏切ったのあっちなのによくそんなこと言えるよね〜』
皇帝「裏切った?レダーが?」
『リアくんはアイツと知り合い〜?』
皇帝「まあ、魂の友だな。」
『じゃあ、簡潔に話すね〜。アイツはね、汚職警官だよ』
皇帝「警官だったのか!?」
『隣街のね〜。で、汚職して逃げてこの街に来た。だからアイツは、元から犯罪者だよ』
皇帝「そう、なのか…。」
『どうせこの街にも犯罪しに来たんだろうけど〜』
皇帝「…なんで言い切れるんだ?」
『だって、白になりたいだけならあっちの街で罪を償えばいい。それをせずに逃げてきたってことは償う気がないから。』
皇帝「たしかにな。」
『今は白で頑張ってるけど、きっとすぐに犯罪を犯すよ。』
皇帝「なんでだ?」
『黒の人間が、完全に白になるなんてこと、出来ないからね。その過去も経歴も、いくら償おうと消えたりなんかしないから。』
皇帝「…なるほどな。」
ラノにとっての正義とは→←飴ブレラという組織のボスとノラネコ
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loW(プロフ) - 如月さん» ありがとうございます。名前を固定しているので、導入出来ない等あるかもと思っていましたが、そのように言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 (4月6日 2時) (レス) id: ae4054d4f7 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 言葉上手く言えないけど本当にこの作品好きです!表現方法もそうだし、キャラの背景が結構ガッツリ描かれてるし、口調も分かりやすくて没入しやすくて…本当に好きです!季節の変わり目なので体調に気をつけて下さい! (4月5日 13時) (レス) @page48 id: 8435ceb2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:loW | 作成日時:2024年1月21日 19時