27.ムカデ人間2 ページ28
数戦した後、悠仁くんのところに向かった。
階段を下りていくと
うす暗いシンプルな部屋が広がっている
「うわ、暗っ」
「あ!五条先生!、...とAさん?」
「久しぶり」
「紹介しまぁ〜す!僕のセ〇レ兼友人のAちゃんでぇーす!」
「いや何それ、やめてよめっちゃヤダその肩書」
「先生とAさんってやっぱそういう関係?」
「まぁ〜ねぇ〜。」
満足げにピースする悟くん。
「で、なんでAさん?」
「悠仁も一人では寂しいと思ってさ。かといって高専の教師にはお願いできないしね。まぁ2人で楽しくやっててよ。」
「少しの間だけどよろしくね」
「応!」
男の叫び声が耳に入り、
テレビで流れている映画に目がいく
「ミミズ人間じゃん」
「Aさん知ってんの?これ」
「観たことあるよ。3は1の二番煎じって感じなんだけど、2はなんか面白いんだよね。」
「えぇ?1でも観てられないのに3まで観たの?」
うっげーと言いながらテレビの方をみる悠仁くん
「Aはさ映画詳しいんだよ。色々聞きな」
「ありがてぇ〜五条先生サラっとネタバレするんだもん」
悟くんがサラっとネタバレをいう姿が簡単に想像できて
思わず笑ってしまう
「さっ今日は僕も休みだし3人で続き観ようか。明日からは毎日Aが来てくれるからね。あ、悠仁手だしちゃだめだからね、僕のAにさ」
「いや悟くんのじゃないし。悠仁くんがもし私に手を出したとしても私が未成年〇行で捕まるわ、さすがにそれは勘弁勘弁」
「あの〜俺、いるんだけど。イチャイチャしないでもらっていい?」
いや〜ごめんごめん、と否定しない悟くんを横目に
なんとも言えない表情をする悠仁くん。
その二人のかんじが面白くて
また自然に笑いがでる
うひょーサイコ〜とか言いながら笑う悟くんと
痛々しいシーンで目を背ける悠仁くんを横に
ミミズ人間を観て
鍋を囲んだ
青春が甦ったようで
あっという間だった。
1160人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のんのんた(プロフ) - タイトルに衝撃を受け、気ままにタップして拝読させていただきました。本当に面白くて一気に読んじゃいました…。またリピートして一話から読みます…本当に天才的で大好きです…。すこ…何もかも…すこぃ…大好きだ…。 (2022年12月9日 3時) (レス) id: a4f760f5fa (このIDを非表示/違反報告)
tynyan0405(プロフ) - はじめまして。更新を楽しみに読ませて頂いております。私も作者様と同じ東北の出身です。この作品の主人公が仙台だったので、きっと作者様も仙台にお住いなんだろうなと思っていました。応援してますね。お互い頑張りましょう。 (2022年3月17日 21時) (レス) id: a6f3eb729d (このIDを非表示/違反報告)
藍咲 零 - 五条先生が甘々になってんのすごいいい。次も早く見たいです。 (2022年3月16日 20時) (レス) @page31 id: c2f2f889ad (このIDを非表示/違反報告)
かな - 内容はもちろんですが、エピソード名が好きな映画作品ばかりで嬉しいです!!これからもたのしみにしています! (2022年3月16日 17時) (レス) @page31 id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年3月15日 23時) (レス) @page28 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そふぃあ | 作成日時:2022年3月14日 5時