母は強し2【名探偵コナン】 (ページ11)

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59話ページ11

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『じゃあ、ヒロくん。
これから光くんって呼んでいい？』

景光「浮気？」

『ふふ、ヒロくんが1番好きよ？』

変装してるから表情は分からないけどヒロくんのことだから赤くなってるんだろうね。

『もしかして、照れてる？』

景光「…今、こっち見ないで。」

『ふふ、赤くなってないわよ？』

景光「恥ずかしいから！」

久しぶりに話すから楽しいわ。

『あ、思い出した。』

景光「ん？どうしたの？」

『晃も光くんがヒロくんってこと気付いていると思うよ？』

景光「え、それ本当に？」

『ヒロくんにあの子が瞬間記憶能力持ってることは言ったわよね？』

景光「あぁ。」

『晃、ヒロくんの耳の形を覚えててね？
光くんがヒロくんと同じ耳してるって言って驚いちゃったわ。耳って人それぞれでしょ？

だから覚えてたらしいわよ。
家に写真も飾ってあるしね。』

景光「マジか。」

目をつけられないようにはしてるけど何処で情報が漏出するか分からないからこういう話は慎重にしなきゃいけない。

『だからさ、またことが落ち着いたら晃にもいいましょ？いつか3人で出掛けたいわ。』

景光「…そうだね。」

いつ、ヒロくんが変装しなくても生活出来るか分からない。でも、それも気長に待ってるのもいいかもしれないわね

『ヒロくん。』

景光「…何？」

『…改めて＿＿＿＿＿＿＿＿

おかえり。』

景光「ただいま。」

私たちは笑いあった。