50話 ページ2
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私と晃は留守番することにした。
車に乗れなかったからね。
晃「…本当に鷹山さんが犯人なのかな。」
『どうしてそう思うの?』
晃「だって、あの時まだ宮坂さん死んでなかったもん!」
『!!』
晃「ちょっと見ちゃったんだけどね。
あのナイフ、コーラのシミ付いてなかったよ?」
『…ということは、犯人は____』
本当にこの子には驚かされるわ。
さて、探偵さんは気付くのかしら。
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____
みんなが帰って来てまた話すことになった。
子供たちはソファで寝てる。
『晃もソファで寝てなさい。』
晃「……や。」
全く…晃を抱っこして私は話を聞き始めた。
蘭「宮坂さんに続いて鷹山さんまで…」
喜多川「多分、逃げる途中で暗闇で気付かず足を滑らせて崖から落っこちたんですね。」
秋本「馬鹿な男…
でも、犯人が分かって良かったじゃない。
これで事件は解決ね。」
倉橋「しかし…本当に鷹山さんは犯人だったのか…?」
山本「そりゃ、間違いないでしょう!
他にこんな嵐の中に飛び出していく理由があるっていうんですか!」
『でも、飛び出したところで島から出られないことなんて分かっていたはずです。』
山本「それは……」
山本さんは顔を伏せた。
秋本「つまり、まだ私たちの容疑は晴れてないわけね。鷹山さんが消えたから私と沖田君と山本君の3人の誰かが犯人って言いたいんでしょ!」
……もう1人いるけどね。
沖田「俺は犯人じゃない!
それを今から証明する!
俺が宮坂さんの部屋に行った時に撮影したビデオッス。これを見れば俺が宮坂さんを殺したんじゃないことが分かるはずだ。」
喜多川「すみません、前にも言いましたがそのビデオは…!」
沖田「あぁ、宮坂さんの遺体が映っている。
でも俺の無実を証明するためだ。
悪いけど嫌なら目を瞑っていてくれよ。」
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作者名:そーぷ | 作成日時:2022年5月22日 14時