Pure Love2 (ページ4)

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ジェノside

練習室で皆で練習していた時に、マネヒョンがとんでもない体勢で駆け込んできた。

「ジェノ！！！！！」
「え？」

もしかしたら、なんて思っていたがこの予感は当たりそうだ。

「お前が撮られた！！！」

マネヒョンが見せてきた出てくる記事は、僕が運転する車でドライブした後に、2人で散歩をする姿だった。
ちなみに、マネヒョンには交際の事実はもちろん前々から伝えてあり、この間の旅行にも快く送り出してくれた。
マネヒョンに大してこういう類の頼み事をしない僕だから、マネヒョンも注意も何もしないし寧ろ応援してくれている。

JM「わぉ、熱愛ですかジェノさん」
HC「ついに彼女と撮られたかジェノヤ…ん？」

ヘチャンはその記事を見て目を疑った。

HC「お前、Aと付き合ってんの…？」
CL「ヒョンまじで！？」
JS「なっ、なんで言ってくれなかったのヒョン！？」
MK「オーマイガッ！」

メンバーは大慌てしてしまった。

「みんな、ごめん。対策はもちろんしてたんだけど、やっぱりAの注目度は高かったみたいで撮られた。」

この頃には、名だたるアーティストに楽曲提供するどころか、ドラマへのオファーや、ハイブランドのアンバサダーも数多くこなす程にステップアップしていたA。
日本でも人気が高く、1人で日本の有名な番組に出たりすることも多く、K-POP界でも1番注目度が高いと言われるほどだった。ブランド力も世界のBLACKPINK、ジェニ先輩と争うほど。

RJ「ジェノヤ、心配するな。そしてこの場合、もし叩かれるとしたらA側だ。ちゃんと彼女にフォローしろ」
「ロンジュナ…」
RJ「俺はお前が愛する彼女と電話してるの、聞いちゃったからな。せめてものフォローだよ」
「聞いてたの！？」
RJ「みんな聞いてよ。こいつAにデレデレだったんだよ」
「おい、ロンジュナ」
HC「まじ？ジェノヤ、面白い。見せてくれよ」
「へチャニ黙ろうか」

ロンジュナは、俺にイタズラな顔を見せてきた。まさかこいつに電話を聞かれてたとは……。それでも、他言しなかったロンジュンはさすがだと思う。ありがたい。

JM「でも、なんか俺は少し嬉しいかもしれない」
MK「ジェミナwhat?」