Pure Love (ページ50)

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ロンジュンside

人気歌謡のMCで、デイズのAと一緒だった。実際に喋ったことは無かったからどんな子なんだろう、と思っていたがコミュニケーションを取っても、割と普通で…なんなら、真面目すぎて溜めがちって感じなのかなって思った。
隣にいるジェイクさんを見ると、彼もAの印象が思ってたのといい意味で違かったらしくて、もっと知りたそうにしてた。

HC「おーい、ロンジュナ。お前俺がイリチルの活動でいない間に人気歌謡始まってんじゃん」
JS「そうですよ！あのAさんと一緒なんて羨ましい」
CL「やァ〜、連絡先はゲットした？」
「してないよ、グループトークだけ。そもそも、仕事に熱心だから楽屋でも音楽作業で忙しそうだ」

この間の放送で、楽屋が扉空いててチラッと見えたんだけど、メイクしてもらいながらパソコンで曲作ってた。
彼女が今たくさんの楽曲提供で忙しそうにしてるということだ。
仕事ではそんな姿見せないので、改めて感心した。

JM「忙しいんだね」
HC「ほんとに仕事人間なのな。もっと遊べばいいのによ。あんな顔してんだから」
JS「へチャニヒョンに遊ばれるのだけは可哀想」
HC「チソンア？」

俺のこの間の放送を流しながら皆が話し出す。
さっきから携帯をずっと触っているジェノがピコン、と音が鳴る端末に食いつくように触りだした。
JN「ぁ〜、ちょっと抜ける」といって少し焦ったように抜けた。その時は別になんとも思わなかったんだけど。

トイレ行きたいな、って思って俺も「トイレ行くわ」と言えばヘチャンの「うんこか？」というガキのような言葉が聞こえる。勿論無視。

JN「うん、うん。おつかれ様」

電話しているジェノの表情が明らかに緩みまくってて、こんなに緩んでるとこ見たことあるか？って程だった。多分彼女だな、と思って立ち止まる。

JN「明日はオフだから、作業室行く。うん、うん。何食べたい？買っていくね…無理だけしないでよ。ロンジュナも心配してた」

作業室？そして俺の名前が出てビックリした。

JN「やァ、僕のドラマも順調だよ。…嫉妬しないでね。かわいい、早く会いたい。明日にならないかな」

電話でこんなにも甘い言葉を出すタイプには思えなくて本当にジェノなのか疑う。

JN「A、愛してる。ご飯食べてね。おやすみ〜」

A？？？？？ジェノの口から出るとは思えない人の名前が出てきて硬直する。
どういうことだ？俺は持っていた携帯をガシャンと落とした。

続編に行きます！