Pure Love (ページ46)

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CL「ジェノヒョン見てよ、この記事！」
「なに」
JS「へぇ〜、NCT DREAM ジェノ、ITZY ユナ、呼吸を合わせた撮影だって」

2人で談笑している部分を切り取られて、勝手に仲睦まじく撮影しているだのなんだの書かれた記事。
こういうの、ほんとに要らないよなあなんて思う。

HC「なんかTwitterとかにもジェノとユナお似合い〜とか、匂わせとかでてるけど」
「匂わせ？」

そんなこと自分は一切したつもりないし、そもそも付き合ってるAとの匂わせもかなり気をつけている。だから、お揃いのものはなるべく買わないし、付けない。
なのに、好きじゃない相手とそんな噂が出るのはとても不本意だ。

RJ「どうなの？付き合ってんの？」
CL「いいねぇ〜。ユナ、可愛い？」
MK「ジェノヤ、慎重にだぞ！」

このいじりも僕から相手への愛がないから迷惑に感じてしまう。
こういう時に何も言わないジェミン。否定も肯定もしない、ほんとに影。スマホをいじって無関心、を装ってる

「違うし！」
MK「な、なんだよ、ジェノヤ。そんなに怒るなよ」
「チョンロ！うるさい！彼女ならいるから！ユナとは何も無い！」

CL「え？」
JS「ジェノヒョン、彼女いたの！？」
「…あ」

やっちゃったみたいだね、僕。
隠してたつもりなんだけどな〜。
驚いた顔をしているメンバーがほとんどの中、ようやくかよ、という顔をしているメンバー1人、ジェミン。それは分かる。加えて、まあそうだろうね、という顔をしているメンバー1人、ロンジュン。あれ、なんでロンジュンが？

HC「おいジェノヤ！彼女いたんだな！？」
MK「誰？え、待って。ソルジキチョンマル想像できない」

RJ「まあ、最近のジェノ外良く出てたかんな〜」
「…う」

まあ勘のいいロンジュンにはバレてるか。だとしても、ズカズカ聞いてこないところがロンジュンって感じで好きなんだよな。

CL「そういえばさっきから全く話に入ってこないジェミニヒョン！知ってるでしょ」
JM「まあそりゃ、皆のノミンだからね？」

ジェミンは少し得意気に、読んでいた本を閉じてウインクをした。

JS「ジェミニヒョン、教えて。ジェノヒョン誰と付き合ってるか」
JM「ち、チソンア。そんな可愛い顔して寄ってきてもヒョンは…ヒョンは…！えーっとね、」
「おい、ジェミナ？」
JM「まさか言わないよ！」

明らかに怪しかったよね！？

「まあ、今はちょっとね。言えない。相手も隠したいって言ってるから」
JM「だってよ。すごいよね〜」