Pure Love (ページ17)

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男の人にそんなことをされた事がない私は、無意識にポンポンポンを完全に受け入れないで怯んでしまう。

これもまた、拒否と取られてしまったらどうしよう

嫌というわけではないのに。

JN「分かってるよ」

動揺した私の表情や行動も理解しているようだ。

JN「あの日から、Aのことをもっと知りたいって思うんだ。僕は本気だよ。」

私の目をじっと見つめる彼の視線は熱を帯びている。その熱に全てが奪われてしまいそうだ。
アイドルに恋愛はご法度。そんなこと分かっている。でも、この人のことを知りたい、という気持ちが一致している。

『…私も、知りたい』

ジェノさんは、何やら手で顔を覆ってなにか呟いたあと、私達の問題を考え出した。

そもそも、お互い超売れっ子。サセンや記者などが張り込んでいたりするからそんな簡単に会える訳ない。
でも、直接会って話をしてみたい、という考えはあった。まだ完全に信用出来たわけじゃないから。

JN「そうだ、僕に考えがある」

とりあえず連絡をするよ、と言ってジェノさんとは別れた。