その全てがある前のお話。【青】 (ページ10)

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癖の強い先生ページ10

A side

先「これからこのクラスの担任になった二宮純恋(にのみやすみれ)だ。よろしく。何か質問は？」

「何歳ですかー」
「彼氏はー」
「席このままでいいですかー」

純「23歳で彼氏は今のところ居ない。席はこのままで行こう。」

やった！瑠璃と美咲ちゃんと席近い！
……てか隣の人……さっきさとみさんと一緒にいた方…ろん、さんだよね……？

うう、怖い…

純「他に質問は？」

「このクラスのルールってありますかー？」
「なんでこのクラスだけ人数少ないんですかー？」

純「このクラスのルールについてだが、３つ守ってくれればあとは好きにしていいぞ」

３つ……なんか面白い先生だなぁ笑

「どんなことですかー？」

純「１、問題は起こさないこと
２、クラスの奴らは全員名前呼びで。
３、先生が言うことは絶対」

そういうと先生は紙を黒板に貼った。

「え、先生が変なこと言ったらどーするんですかー？」

純「基本的に口出しはしないから変なことは言わない。大人としての常識は持っている。」

「わかりましたー」

え、なにその３つ目怖いんだけど……
怖いけど…頑張るんだ！友達！作る！

純「あ、そうだ、このクラス人数が少ない理由は私が選んだ生徒だけがいるからだ。」

確かに言われてみると15人…しか居ないなぁ。

純「なぜこのメンツなのかについてはいつか機会があったら説明しよう。」

なんか…この先生は信用してもいいような気がする…
自分でもなんでそう思うのか分かんないけど…
直感、信じてみてもいいよね？

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初出し情報

名前：二宮(にのみや)純恋(すみれ)
年齢：23 歳

最近の悩みは生徒達をどう手懐けるか
純「どうしたらみんな先生！ってなってくれるんだ？」