その全てがある前のお話。【青】

久しぶりの先輩 ページ34

Root side


『失礼します』

なんて小さい声で入ってきた先輩。

本当に綺麗になりましたね
なんて言いそうになって慌てて口を押さえたら
隣にいる莉犬に察されて笑われた。

犬のくせにっ！！！((((ひどい


一年間会ってないだけなのに、こんなに綺麗になって…
男どもは穢らわしい目で先輩を見ないで欲しいです。


先輩は僕のものなんですよ？
鼻を伸ばしてみてるやつらを睨み付けてから
先輩の方へ行く。


黄「せ〜んぱいっ！お久しぶりです、僕のこと、覚えてますか？」


これで覚えられてなかったら泣いちゃうかも笑
でも教室入ってきた時先輩がこっちをみて驚いた顔してたから…
多分覚えてくれてます。


赤「ちょるぅちゃん！A先輩お久しぶりです。」

『ふふっ久しぶりだね、颯太くん、莉音くん。』

黄「よかった覚えててもらって。」

『流石に忘れないよ？笑』

赤「じゃあなんで俺達じゃない方行こうとしたんですか？」

『えっと…それは女子の先輩じゃない方が良いかなって思って。』


……………なんですかそれ。
僕は先輩じゃなきゃ嫌なのに。
先輩は僕じゃなくてもいいんですか？


……ってそうじゃない。
先輩は僕達のことを考えてくれたんですよね。
ごめんなさい、それなのに。

そういう人に気を遣えるところ、本当好きですよ、先輩。
でも僕には使わなくていいんです笑


黄「はぁ…………僕は先輩がいいです。」

赤「俺も俺も！！先輩がいい！」


莉犬が乗ってくれて先輩は胸にピンをつけてくれることになった。


『ありがとう、じゃあ付けるね？』


黄「お願いします！」

赤「お願いしま〜す！」


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昨日更新忘れてごめんなさい。
最近いつも忘れがちです(((((

書いてたやつ確認したらここまでの話消えてて
めっちゃ落ち込んだので書き直すのに時間かかるので
更新頻度遅くなります。

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