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10話 ページ12

「ま、若い女性の方が『もえる』らしいけど」


「それの方が問題な気がするのは俺だけ・・・?」


ますますキッドが怖くなってきた・・・(いろんな意味で)

そうコナンくんと談笑していると、着いたらしい

車の揺れが止まった


「じゃあ俺は中継車で待ってるよっ」


「なんか凄い嬉しそうですね」


「怪盗キッドに会わなくていいからじゃない?」


「ははは、そんなわけあるけども」


あるのかよ、コナンくんの鋭いツッコミを無視して中継車に乗り込む

えっとパソコン使える場所は・・・


「あ、君がAくん?パソコン繋げるなら、あそこ使ってね」


「あ、ありがとう、ございますっ」


お、コード型。持ってきておいてよかった・・・

接続を完了させてパソコンを立ち上げる、後は怪盗キッドがくるのを待つだけ

ふむ・・・一段落かなぁ・・・


「なぁ、君」


「ふぉっく!?」


変な声を出した、自分でもそう思う

だがしかし、そんなことも気にならないような出来事が今起こったのだ

この声を俺は知っている


「・・・っ」


「ど、どどどちらさまで!?」


「あ、あぁ・・・自己紹介が遅れたな、俺は朝木・クライドだ」


「っ・・・警視庁捜査一課の人がなぜここに・・・?」


警視庁捜査一課は「S1S mpd」と書かれた赤いバッチを付けている

なぜ知っているのか不審がられないためにも、そのバッチを指差しながら尋ねた


「キッドが絶対人を殺さないなんてことはないからな、いつも付き添って居るんだ」


え、それ初耳なんだけど

俺にはそんなこと教えてくれなかったよね、ねぇ?


「如月A・・・か?」


「え、あ、はい・・・そうですけど」


「・・・うん、俺の友人によく似てる」


『友人』とは大人の俺のことだろう

警察でハーフの奴は珍しいから、その点で俺達は知り合った

彼は朝木・クラウド。日米のハーフで金髪のクラウドは武闘派の刑事だ

頭も冴えてるしHS野郎なので社内では「警察騎士」なんて呼ばれていて

弱点は不眠症らしい、楕円形の眼鏡の下はうっすらとクマが浮かび上がっている

また寝てないのか・・・こいつ


「今君に似た友人が行方不明になっててな」


「・・・へぇ」


「あいつ辿々しいし騙されやすいし外見幼くてしかも危なっかしいから誘拐されてんじゃねーかってすごい不安になってて、大丈夫だろうかこんな事ならGPS持たせておけば」


「父親か」


「ナイスツッコミだ、しかし父親より恋人の方が」


「きめぇよ」

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しっぽの切られたとかげ(プロフ) - めっちゃ面白い!!更新待ってます! (2018年4月3日 22時) (レス) id: 293e1f8232 (このIDを非表示/違反報告)
- 頑張ってくらさい! (2018年4月1日 12時) (レス) id: 636a061378 (このIDを非表示/違反報告)
- やばやばやっばや...ショタでBL、しかもコナン! (2018年4月1日 12時) (レス) id: 636a061378 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこ - とても楽しく読ませていただきました!更新を心待ちにしております (2017年12月8日 23時) (レス) id: 24d85b125b (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - とっても面白かったです!続き待ってます! (2017年4月14日 23時) (レス) id: fd6c7c4288 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:駄菓子 | 作成日時:2014年12月7日 0時

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