安○章大という男 (ページ23)

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ばれた俺。ページ23

～錦戸side～

黄「お疲れ様でしたー。」

皆がいない間に楽屋で書き上げた観察日記を鞄の中にいれ、俺は扉を開けた。

赤「おう、亮。」

そして扉の先に、すばる君。

黄「あっ、すばる君...
お疲れ様ー..」

赤「早かったなあ、もう帰るんか？」

黄「おん..じゃ、お疲れ...」

赤「そういえばあれどうなってん？
ヤスの観察日記！」

すばる君の大きい声が、廊下に響き渡った。

そして、運悪くその廊下の先には、メンバーが。

青「へ？」

最悪や。

だから早よ帰ろう思ったんに...

黒「そうや、どっくんヤスのどうなったん」

紫「そろそろ終わらせた頃ちゃう？」

え!?てゆーかみんななんで...

橙「あんな堂々と書いとったら、直ぐばれますやんか♪」

青「え!?僕の事書いとったん!?」

本人以外は気付かれてた感じですか。

緑「亮ちゃん、その感じは終わったんやろ。
観察日記。」

黄「は!?全然終わってへんし！
おいマル！鞄漁んな！」

やっぱこうなるんかー!!!

橙「あ♪これかな？」

中から出された青いノート。

くそ、万事休すや。

∞「.........」

この読んでる時の沈黙、凄まじい放置プレイ←

黒「はあー！
なんや、どっくんらしいなあー！」

赤「喧嘩なー！
しとったなあお前等。」

緑「ちょ...最後の文..あかんわッグスッ」

紫「なんでお前が泣いとんねん！」

橙「サプライズの誕生日会とか、やりましたねー」

青「あれから亮、毎日ネックレス付けてくれてるもんな♪」

黄「嘘！ばれとったん!?」

あああ恥ずかしい。

青「おん、でも、めっちゃ嬉しいわ、
ありがとう、亮。
ありがたく頂いとくわ。」

黄「......え？」

黒「おー！それええなあ！
最高のプレゼントやん！」

黄「いやいやいや！
やめて！それ俺のやし！」

青「えーでもこんな風にメンバーが書いてくれてんよ？
欲しいやん♪」

緑「じゃあ俺もすばる君から貰えるわ！」

赤「アッホ！余計な事言うな!!!」

黄「えええええちょっと待ってぇやー」

橙「あ!!!ちょっとこれ♪
なんか、すごいの見てまいました♪」

∞「???」

橙「んふ♪詳しくはまかほんぬるのページ！
最初の文字を縦に読んでくださいな♪」

青「ところでな、亮。」

黄「ん？」

青「亮は、どんどん俺が遠くに行ってしまういうとるけど、逆やで？」

黄「へ？」

青「亮に追いつく為に僕は努力してんねん。
亮はいつも俺の前におるやんか。」

ほらその言葉に、また救われる。

END...