私の弟たちは天才だった＜短編集＞

いつもの朝　１ ページ2

いつもの朝。

A「拓司、今日も帰り遅くなる？」

バターをぬったパンをトースターに放り込みながら拓司に聞く。

拓司「あ、うん。ごめんね、遅くなってばっかで…」

トーストをかじりながら拓司が言う。

A「いーよいーよ！」


トースターからいい匂いがしてきた。スクランブルエッグもいい感じになってきた。
この家では、食べたい朝ごはんを自分で用意して食べる決まりだ。

すると。

光「A姉、拓兄、おはよう!!」

光が起きてきた。

A 拓司「おはよ、光！」

光はかわいい。スタイルも抜群だ。
だから当然モテる。でも自覚がないんだよな〜。

拓司は、ある程度モテる自覚があるらしく(こちらもモテる)、合コンにもたまに参加する。
でも拓司が参加したら、かわいい子みんな拓司のところにいっちゃうんじゃないかな笑

拓司「ごちそうさま。じゃ、いってきまーす」

いつの間にか拓司が食べ終わっていた。はや笑
A 光「いってらっしゃーい！」


拓司は、最近早く起きて、勉強してから学校へ行く。
(偉いなぁ…)


光「そういえば、修功兄と颯兄は？」

光がシリアルの入ったお皿に牛乳を注ぎながら言う。

A「あー、そういえば遅いね。」


修功「呼んだ？おはよ！」

A「わ、修功！と、颯！噂をすれば…！というか颯、まだパジャマじゃん！」

颯「んー…。なんで家にいるんだ…？」

颯は寝ぼけている。相変わらずだな…。




続く、です！
伊沢さん、本で朝ごはん食べないタイプだって言ってたのに、この作品では食べてますね…。

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