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リヒテンシュタイン ページ36



お姉さま

大好きなお姉さま

私の愛しいお姉さま

私だけのお姉さま


「そこのお前、廊下は走るでない!」


眼鏡をくいっとあげて怒る。

学校の生徒会長補佐をしているAお姉さまは、優しくもあり厳しくある。

素敵なお姉さま。


「おぉ、リヒテンおはよう」


優しく微笑んで私の頭を撫でてくれる。


リヒテン「おはようございます、お姉さま」

「あぁそうだ、今日は一緒に帰れないのだ。」

リヒテン「何故、ですか?」

「放課後、体育館裏に来いと男に言われてな」

リヒテン「…そうですか」


お姉さまはよく男の方に呼ばれ、告白をされてしまう。

本当腹正しい。

私のお姉さまに告白なんてふざけたことを。


リヒテン「…お姉さま、呼び出された男の方の名前はなんですか?」

「ん?たしか斎藤大輔(サイトウダイスケ)と言ったな」

リヒテン「斎藤大輔…ありがとうございます、そろそろ私は教室に帰りますね。」

「気をつけて帰るのだぞ」

頭を下げ、自分のクラスに戻る。



時間は一瞬でたち、放課後になった。

お姉さまはいつも放課後になった瞬間一度生徒会室に行き役員の方々と顔を会わせる。

だからすぐには体育館裏には行かない。

私はすぐには帰る準備をして、体育館裏に行く。

体育館裏には既に斎藤さんが居た。


リヒテン「あの、斎藤さんですか?」

斎藤「はっはい、あの君は?」

リヒテン「リヒテンシュタインと申します。」

斎藤「えと、どうしたの?」

リヒテン「簡単に言わせてもらいますとAさんに近づかないでくれませんか?」


目を細め、斎藤さんをじっと見つめる。

一瞬体がビクッとして後ろに下がる。


斎藤「ッなんで君にそんな事言われなきゃいかないのかな」


引きつった笑顔で私を見る。


リヒテン「貴方みたいなのがいるとAお姉さまが汚れてしまいます。そもそも、一緒の空気をすうこと事自体許されないと言うのに。」



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阿未 - わー(;o;)完結しちゃったよー…。寂しいけど、お疲れ様でした!!(^o^)/ (2014年9月4日 21時) (レス) id: 01223c6e1e (このIDを非表示/違反報告)
てぃんくる(プロフ) - ちょこさん» 内藤w斎藤と似てますねwこれは間違っちゃいますね!フィンくんはいけない領域に行っちゃったのでしょう(´・Д・)」コメントありがとうございました! (2014年8月31日 23時) (レス) id: 5432db796c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - フィンに何があった…← ところで、さっきリヒちゃんの見て「内藤ー!!」って叫んでたら、斎藤でした。ごめんなさい斎藤さん (2014年8月31日 22時) (レス) id: c846c5f724 (このIDを非表示/違反報告)
阿未 - てぃんくるさん» さすが、てぃんくるー!!!(≧▽≦)\(^o^)/(^з^)-☆←← (2014年8月26日 17時) (レス) id: 01223c6e1e (このIDを非表示/違反報告)
てぃんくる(プロフ) - 阿未さん» そうだねwwwさて、お誕生日おめでとうイラストかくか…← (2014年8月23日 22時) (レス) id: 5432db796c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てぃんくる | 作成日時:2014年5月6日 0時

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