彼なりのメンタルケア ページ46
初めて会った時、ただただ嬉しかった。
同い年で日本語を勉強してくれている韓国の女の子。
レナさんって言うんだって。
メンバーも日本語を覚えてる途中だけど、やっぱり積極的に話してくれるレナさんは嬉しかった。
彼女の夢は若いグループを一から育てて日本で成功させること。
だから、日本語を私が頑張って勉強してるんだって。
レナさんは積極的に俺の事や俺たちの事を知ろうとしてくれたから、協力してあげたいって思った。
でも、SVTのメンバーが自分に冷たいと毎日悩んでいた。
どうすれば、皆は受け入れてくれるんだろうと考えた。
親睦を深める為にスタッフを交えて食事会をしようと提案したら、2人で行きたいって。
行かないと辞めるって
「言った事を誰かに言えばSVTにとって不利な噂を流しますよ」
って。
行ってしまった俺も悪かった。
最悪の事態が起きた、写真を撮られた。
結局メンバーにも迷惑をかけてしまう始末。
そしたら、次は画鋲が靴の中に入ってた。
びっくりしたよ、すごく。
それがレナさんがした事実に。
俺の大事な、チャニから貰ったTシャツを破かれたのも。
目を瞑れば、バンに乗り込むまでの一連のレナさんの顔と声がフラッシュバックしてくる。
応援していたからこそ、レナさんがした事を信じたくなかった。
現実から目を背けたくて、
外からの音を避けたくて、
布団を頭からかぶる。
マネヒョンの家に来てからどれくらい経ったろうか。
俺を呼ぶ声。
「ヒョン」
たぶんソクミナ。
『•••••••』
布団ごと抱きしめられる。
「大丈夫だよ」
優しい声が聞こえる。
「辛いね」
鼻水が垂れてくる。
「信じていたのにね」
俺の気持ちを弁解していってくれるようだ。
「酷いよね、、、怖かったよね」
抱きしめる力が強くなった気がした。
『っ、、くるじい』
「わっ！」
布団から顔を出し、ソクミナのTシャツで鼻水をふく
『っへへ』
ソクミナの驚いた顔がおかしかった。
「んも〜ヒョンってばあ〜」
なははと笑い合う。
『ソクミナが俺の思ってる事全部言ってくれたから、なんだかスッキリしたあ！！』
ソクミナは優しいから。
くしゃっと笑ってくれる。
『ありがとう！、、、、でも今日は隣で寝てくれたら嬉しいかも』
少し驚いた顔をして、俺の手を握り返してくれた。
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ぬぬぬぬぬ - 面白いです！！あと、人の目が写ってる写真、その人クソかっこええ！！ (2018年8月10日 13時) (
レス) id: 9555249b50 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ(プロフ) - りあんさん» コメントありがとうございます！！！嬉しいですああううめちゃめちゃウォヌくん贔屓になっていますが、これからも頑張ります！ (2018年7月24日 18時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - ウォヌかっこいいです！更新頑張って下さい(^^) (2018年7月24日 15時) (レス) id: fc2924a494 (このIDを非表示/違反報告)
ハラミ(プロフ) - ぶーちゃんさん» うわああああああああ！！！！！！嬉しいです涙 ぶーちゃんさんのお言葉で頑張ります！ (2018年7月23日 18時) (レス) id: 153cfb6759 (このIDを非表示/違反報告)
ぶーちゃん - いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月23日 16時) (レス) id: 99ddcc0876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハラミ | 作成日時：2018年7月9日 7時
