31:リサーチ ページ31
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その端で、テテ先輩とホソク先輩がコソコソとしだす。
HS「ヒョンがA口説いてる」
TH「パラジクロロベンゼンとか言ってたくせにね」
HS「俺らに宿探しさせてる間に」
TH「パラジクロロベンゼンとか言ってたくせにね」
JM「そうだ！明日はAと二人で高級スイートに泊まろうかな。もちろんキングサイズベッドひとつの部屋ね」
高らかに宣言したパク・ジミン先輩に、黙ってまたスマホをいじり出す。
コントみたいなやり取りに、思わず吹き出す。
JM「A笑顔も可愛いね。じゃあ良い宿が見つかるまで、仲良くおしゃべりしてようか。そうすると、多分リサーチすぐに終わりそう」
TH「ヒョン、これどうですか！」
JM「俺にいくら払わせようとしてんの。却下。適当なの持ってきても、Aとスイートに泊まるから」
HS「セクハラオヤジ」
JM「そっかー、明日は二人になりそうだね、A？」
何やかんやありながら、結局、大部屋に四人で泊まることになった。
そこがフィールドワーク地にアクセスしやすかったのもあるし、なんか衝立を貸し出してくれるらしい。
人気観光地でなければ、観光シーズンでもないので、割とどこにでも安くで泊まれる感じだった。
だが、やっぱり大部屋一部屋の方が安くつきそうなのと、無料オプションで衝立の貸し出しが自由というのを、テテ先輩が熱演し、そこに決まった。
なんでも衝立にはロマンがあるとか、ないとか。
宿が決まった後、格安でレンタカーも予約して、フィールドワークに必要な物と服装、心意気を語られた。
ーーーーーーーーーー
HS「おはよー」
『おはようございます』
私の家の前で、ホソク先輩と二人でレンタカーの到着を待つ。テテ先輩がレンタカーを借りてきて、パク・ジミン先輩を拾ってここまで来てくれる。
そこから、ススホコリまで一直線の、変形菌ドライブだ。
HS「完全武装のアウトドアスタイルだー」
『昨日散々脅しといて、白々しいです。ダニ怖すぎます。変形菌には会いたいですけど、それまでが怖いですもん』
HS「ごめんごめん。あまりにも深刻な顔になるから、面白くなっちゃって。用心に越したことはないんだけど、ビビらせすぎた？」
『でもテテ先輩がムカデに噛まれたのは本当ですよね？ちょっと泣きそうでした』
HS「そんだけ武装してたら大丈夫だよ。俺らも気をつけて見ておくから」
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あさなさな(プロフ) - 読み返していただいてるなんて光栄です！些細な描写も見てくださり嬉しいです、ありがとうございます！ (5月17日 12時) (
レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 度々すみません、改めて読み返しております。シルバニアぷいぷいホソク先輩、ますます大好きになりました。 (5月16日 21時) (レス) @page50 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - オドンチメグさん» ありがとうございます！粘菌も含め楽しんでもらえているなら幸いです。 (2023年4月22日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 菌トークの奥深さ、菌ギャグ…詳しくないのですが、笑っております！素敵な作品を読ませて頂いて幸せです…！ありがとうございます。 (2023年4月21日 23時) (レス) @page32 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - フネ55さん» こちらまでありがとうございます！粘菌の湿ったお話ですが、よろしくお願いします。 (2023年4月19日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさなさな | 作成日時：2023年2月25日 13時
