27:ぬいぐるみ ページ27
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bg「おかえりー！ぬいぐるみ隠さなくていいのに！」
HS「オオサンショウウオと一緒に寝てるんだね。可愛い」
th「なんか僕が恥ずかしかったんだけど」
TH「分かった！Aって湿ってるのが好きなんだね」
こうしてイジられるのが予想できたから隠してたんだけど。
湿ってるのが好きって何ですか？粘菌研究会の人にだけは言われたくないです。
『ボムギュ、乙女のベッドに勝手に入るのはないんじゃない？』
bg「僕ちょっと眠くなっちゃった」
『9時なんて小学生でもまだ寝ないよ！』
「降りて！」と言ってもオオサンショウウオを抱きしめて、ゴロゴロしている。
巨体を引き下ろすのは諦めて、イシクラゲスープを注ぎに戻る。
ボムギュがあそこまでフラットだと、私が気にしすぎに思えてくる。まあいっか。シーツも変えたばっかりだったし。
ーーーーーーーーー
th「もう飲めない。お腹タポタポ。ボムギュが駄々こねだす前に連れて帰る。じゃあね」
テヒョンがスッと立ち上がって、いきなりそう言うと、荷物とボムギュをまとめだした。
ボムギュは眠たいなんて口だけで、ずっとハイテンションでヒョンヒョン言っていた。
面倒になっちゃったから泊まりたいなんて、言い出しかねない。
まだスープは残っているけど、あとは私一人でもどうにか消費できそうな量だ。
HS「片付けよっか。Aプラごみ捨てるとこどこ？」
『キッチンの近くです』
HS「オッケー」
ホソク先輩を筆頭に、机の上が片付けられていく。
今回は、二人ともそんなに酔ってる風ではなく、安心した。
あの日は、ちょっとしたイレギュラーだったんだろう。
ふと目の端に、キッチンの下を開けるホソク先輩が見えた。
『ホソク先輩、何でお酒をそこに入れるんですか？』
HS「Aの部屋に一本ボトルキープね。よろしく！」
『飲み屋じゃないですか』
今日一日で、諦めが良くなった気がする。
いきなりのイシクラゲパーティーに最初は困惑したけど、楽しい時間はあっという間で、もう23時にさしかかっていた。
各々帰り支度も終え、「楽しかったねー」「良い場所見つけたねー」と不安になることを言う彼らを、見送るために外に出る。
『私も楽しかったです。気をつけて帰ってください』
HS「また月曜日ね！」
TH「気に入ったなら、次は一緒に採取しようね！」
bg「ヒョン、その時は僕も呼んでください！」
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あさなさな(プロフ) - 読み返していただいてるなんて光栄です！些細な描写も見てくださり嬉しいです、ありがとうございます！ (5月17日 12時) (
レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 度々すみません、改めて読み返しております。シルバニアぷいぷいホソク先輩、ますます大好きになりました。 (5月16日 21時) (レス) @page50 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - オドンチメグさん» ありがとうございます！粘菌も含め楽しんでもらえているなら幸いです。 (2023年4月22日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 菌トークの奥深さ、菌ギャグ…詳しくないのですが、笑っております！素敵な作品を読ませて頂いて幸せです…！ありがとうございます。 (2023年4月21日 23時) (レス) @page32 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - フネ55さん» こちらまでありがとうございます！粘菌の湿ったお話ですが、よろしくお願いします。 (2023年4月19日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさなさな | 作成日時：2023年2月25日 13時
