16:テテヒョン ページ16
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大学生活が始まり一か月。だんだん毎週のルーティーンができてきて、誰とお昼ご飯を食べるかも定まってきた。
月曜日はテヒョンとボムギュと一緒に食べる。火・水曜日は同じ授業で仲良くなった女の子の友達と一緒に食べる。木曜日は四限からなので、午後から大学に出向き、金曜日に研究室棟B221で先輩たちと食べる。
bg「Aのサークルってどこでしてるの？」
『研究室棟B221だよ』
bg「今日そこで一緒に食べていい？っていうか、テテヒョンには許可もらったんだけど」
『テテヒョン？』
bg「テヒョンイヒョン！こっちのカン・テヒョンと紛らわしいから」
『いつの間にそんなに仲良くなったの？キム・テヒョン先輩が来て良いっていうなら、いいんじゃない？もう一人先輩がいるんだけど…』
bg「ホソギヒョンも良いって言ってたよって！テテヒョンが」
『あれ、ボムギュ粘菌研究会のメンバーだっけ？』
th「ひとまず連れて行ってよ。僕ら研究室棟行くことないから案内して」
『テヒョンまで…』
ーーーーーーーーーー
th「なんかこの棟、全体的に暗いね」
bg「夜絶対出るよ」
th「ひぃっ！」
ボムギュの言葉を聞いた瞬間、情けない悲鳴を上げて、ガシッとボムギュの腕を掴んで縮こまるテヒョン。
th「なんか足音いっぱいしない？」
『三人歩いてるしね。反響でしょ』
bg「冗談だって。テヒョナ、意外とビビりだね」
その言葉にテヒョンは鋭い目を向けて「臆病は人間の防衛本能だ」と言い切った。そのままつらつらと、いかに今の反応が人間として正当であるかを語り、ボムギュが小さくなっていた。
『お疲れ様でーす』
TH「おー来たね！ホソガ、紹介するよ。僕の弟子であるボムギュヤとテヒョナ」
HS「テヒョンアなんかに弟子入りする変わった子たちね。今からでも遅くないから、俺にしときな？」
くつろいだ雰囲気で、二人は向かい合わせに座っていた。本当に話は通っていたようで、何も言わずとも歓迎ムードだ。
『キム・テヒョン先輩、いつの間にこんなに仲良くなったんですか？』
TH「あれれ？嫉妬？」
th「A、安心してよ。三人の共通の話題は基本Aだけだから。手っ取り早く盛り上がるために、トークの内容はもっぱらAのことばかりだよ」
『え？何それ。めちゃくちゃ怖いんだけど。着実に日々あったことで仲を深めてよ』
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あさなさな(プロフ) - 読み返していただいてるなんて光栄です！些細な描写も見てくださり嬉しいです、ありがとうございます！ (5月17日 12時) (
レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 度々すみません、改めて読み返しております。シルバニアぷいぷいホソク先輩、ますます大好きになりました。 (5月16日 21時) (レス) @page50 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - オドンチメグさん» ありがとうございます！粘菌も含め楽しんでもらえているなら幸いです。 (2023年4月22日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
オドンチメグ(プロフ) - 菌トークの奥深さ、菌ギャグ…詳しくないのですが、笑っております！素敵な作品を読ませて頂いて幸せです…！ありがとうございます。 (2023年4月21日 23時) (レス) @page32 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - フネ55さん» こちらまでありがとうございます！粘菌の湿ったお話ですが、よろしくお願いします。 (2023年4月19日 0時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさなさな | 作成日時：2023年2月25日 13時
