検索窓
今日:13 hit、昨日:4 hit、合計:239,960 hit

偉人の名言 ページ15

.



私がジョングクに抱き着いて寝るような女になった?



ははっ、笑わせるな。



そんなの私の鼻息で華麗に笑い飛ばしてやるわ!








とか思いながらも。





皆が寝静まった頃を見計らって枕と目覚まし時計を抱えて私の代理とジョングクのいる部屋に立つ私はどうかしてるんだろうなぁ…





違うんだ、私は事実を確かめるだけ。



これで明日私がジョングクに抱き着いている状態だったら潔く認めよう。



ジョングクより早く起きて確認するためにちゃんと目覚まし時計だって持ってきたのだ。






ドアノブに手をかけて、音が鳴らないようゆっくりと回す。



「……お邪魔しまーす…」




約三日ぶりの自分の部屋、とは言えども。




「…暗過ぎて何の感慨も湧かんわ。」




見えない見えない見えない何も見えない。




…ガンッ



「っ、」


手を伸ばしてみると何かに小指をぶつけてめちゃくちゃ痛いし。






…ガンッッッ



足をすり足で動かしてみると、何か固いものにまたもや小指をぶつけるし。




「〜〜〜っ!!!」



足の小指は…よくない…っ!









ここでふと思い出した昔偉い人が言っていた言葉。





二度あることは三度ある、らしい。







…キュッッ



三度目。何か本?のようなものに足が滑って、





「…わ、わわわっ、」



予期せぬ攻撃に私の体は思いっきり前に倒れこんだ。








…ボフッ






………んん?床…じゃない??






とりあえず手をやみくもに動かすと、




左側に何やら人肌のぬくもりを確認。








……ジョングクじゃん、これ。





つまりここ、ベッドじゃん。







「おっしゃ、目的達成。」






神は結局私の味方だったんだね。




いざ枕と目覚まし時計を置くぞと意気込んだ所で、小指をぶつけた拍子にどこかへ落としてしまったのを思い出した。




……まぁ、目覚まし時計はこの部屋のどっかにあるから音は聞こえるか。





枕はもう諦めて、ジョングクとぴったりくっつくように側へ行く。







「……あったか…」








ジョングクの被っている布団の半分以上を私側に引っ張って、




多分私の方を向いて寝ているジョングクの首元に顔を埋めるように抱き着いて、






「…ふふ、ジョングクの匂いだぁ…」






ジョングクの匂いに包まれるように眠りについた。

自爆乙、自分→←反抗期は三日も続かない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (344 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1074人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

メイメイ - 読んでいてとてもドキドキしました!新作、楽しみにしてます、、、!! (2019年11月6日 19時) (レス) id: f3243f1c25 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» いえいえ〜!! (2019年1月4日 21時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 了解です!ありがとうございます!! (2019年1月4日 11時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» 全然いいですよ!?めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!!私のボードかメッセージに何か送ってくれますか?そこでお話ししましょ!! (2019年1月3日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 待ちます!!!待ちますとも!!!そして読みます!!!あと、もしよかったらなんですけど、、、占つくの中でのお友達になってもらえませんか?無理でしたら全然ふっちゃってくれてかまいません!!! (2019年1月3日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:メノン | 作成日時:2018年8月19日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。