昔話をしよう.5 ページ31
.
私が目を疑ったのも無理はないだろう。
だって…だって……!!
「…え!!何このイケメン集団!!こんな天国に私いていいの!?!?私この空間の空気吸っちゃって大丈夫!?!?」
「「「「えっ?」」」」
「…はっ、」
慌てて口を手でガッシリと押さえる。
でも舐め回すようにイケメン達を見るのは辞めない。というか辞められない。
なんで、なんで、こんなにイケメンなんですか??
「……ふぐぅっっ」
やべぇ天使いる!!!変な声出た天使いる!!!!
その糸目。そのほっぺた。そのぽってり唇。
全てが私のストライクゾーンど真ん中。
「……っ!?!?」
でも、その天使の隣には。
「……待って君超プリティーうさぎ顔じゃん!…ハッもしかして私とキャラ被ってる…!?」
何を隠そう、私の顔はうさぎに似ている。
自分がアイドルだったらうさぎ系担当だろうなぁ…とか思っちゃうくらいには。
「PD!!私ここにいたら埋もれちゃう!やっていけないよおぉぉぉぉぉぉ!!!」
口を押さえていたことなどすっかり忘れて大声で叫んでいたことに気が付いたのは、
「…プッ、アッハハハハハハハハハッ」
陶器なのかな?って思うくらい肌の白い、ずっと怠そうな顔だった人が急に笑い出した時だった。
やばい自分キチガイじゃんいやそれが素だけど。もう開き直って素のキチガイキャラで行くか。
「ハハハッ、お前おもしれーのな。」
笑いすぎて少し涙の滲んだ目。歯茎。歯茎!!
「あっはは、軽率に惚れさせようとしてますね?」
右手がスッと差し出されたから飛びつくように握りに行った。
「…ミンユンギ。93line。加入は賛成しかねるけどお前は嫌いじゃねぇわ。」
そしてそれを皮切りに、他の人達も握手をしてくれる。
「リーダーのキムナムジュン、94lineです。芸名はラップモンスターです。よろしくね。」
「長兄のキムソクジンです。92lineね。よろしく。」
「95lineのキムテヒョン!よろしくA!」
「94lineのチョンホソク!芸名はJ-HOPEでーす!」
「あ、えと、95lineのパクジミンです…そ、そんなに見ないでほしい…です。」
「あーちょっと無理ですね?私の視神経に言ってやってください。」
私の目の前の天使さんは照れているんでしょうか?
天使みが深いですね。
.
1074人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイメイ - 読んでいてとてもドキドキしました!新作、楽しみにしてます、、、!! (2019年11月6日 19時) (レス) id: f3243f1c25 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» いえいえ〜!! (2019年1月4日 21時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 了解です!ありがとうございます!! (2019年1月4日 11時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» 全然いいですよ!?めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!!私のボードかメッセージに何か送ってくれますか?そこでお話ししましょ!! (2019年1月3日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 待ちます!!!待ちますとも!!!そして読みます!!!あと、もしよかったらなんですけど、、、占つくの中でのお友達になってもらえませんか?無理でしたら全然ふっちゃってくれてかまいません!!! (2019年1月3日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メノン | 作成日時:2018年8月19日 9時