昔話をしよう.3 ページ29
.
__なりたいんだ 君のオッパに
君の愛に俺はすごく飢えてるんだ
なりたいんだ 君のオッパに
君を手に入れてみせるよ 今に見てて__
「……わぁ!!」
彼らは私がいる部屋に繋がってる方の鏡ではなく、向かいの鏡で練習しているから後ろ姿しか見えない。
それでも、彼らの迫力はビリビリ伝わってくる。
ついさっきまであんなに騒がしかった人達なのに。
__やきもきする 俺は気が気じゃない
何様だよ
君だけが偉いのか?
どうして俺を何度もからかうんだ__
力強いダンスも。
流れるようなラップも。
頭から離れなくなるメロディーも。
全部全部、キラキラしている。
「ヒップホップってこんなに凄かったんだ…」
心臓がこれでもかってくらい跳ねて、目が一時も離せない。
俺達から目を離すなよ
って言わんばかりのパフォーマンス。
こんな体験、初めてだ。
「プロデューサー!!」
目は彼らを凝視したまま、少し後ろに立っているプロデューサーに呼びかける。
「私、ヒップホップやりたいです。ここで!」
「うん、大歓迎さ。後日簡単なオーディションでもしようか。ダンスの実力も確かめたいから。」
よそ見なんてできなかった。
彼らからも、この高揚感からも、ヒップホップからも。
.
.
“簡単なオーディション”終了後。
「A、君には防弾少年団に加入してもらう。」
「防弾少年団…?な、なんですかそれ?」
「…君がずっと防弾チョッキと勘違いしていた彼らのことだよ。」
「あ、防弾チョッキじゃなかったんだ……って、
え、え、ええぇぇぇぇぇぇええぇぇえ!?!?」
急展開すぎてついていけないんですけど!?
.
1074人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイメイ - 読んでいてとてもドキドキしました!新作、楽しみにしてます、、、!! (2019年11月6日 19時) (レス) id: f3243f1c25 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» いえいえ〜!! (2019年1月4日 21時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 了解です!ありがとうございます!! (2019年1月4日 11時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - Yukiさん» 全然いいですよ!?めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!!私のボードかメッセージに何か送ってくれますか?そこでお話ししましょ!! (2019年1月3日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - 待ちます!!!待ちますとも!!!そして読みます!!!あと、もしよかったらなんですけど、、、占つくの中でのお友達になってもらえませんか?無理でしたら全然ふっちゃってくれてかまいません!!! (2019年1月3日 17時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:メノン | 作成日時:2018年8月19日 9時