きむてひょんが28匹 ページ30
もう会うことはない…
だったはずですよね?
「…あー転入してきたミンユンギです。よろしくお願いします。」
5日目。
ゆんちゃんが私のクラスに転入してきました。
わお。
「ゆゆゆゆ、ゆゆゆ、ゆゆゆゆんちゃちゃちゃ、」
ゆんちゃんなんでここにいるのって言いたいのに口からは『ゆ』と『ん』と『ちゃ』しか出てこない。
「ちょ、A壊れたの?てか転入生イケメンじゃない?」
やや興奮気味にコソコソっと私に話しかけるハル。
そりゃそうだろう!!世界のミンシュガだぞ!?
ゆんちゃんは少し居心地悪そうにキョロキョロしていたけど
「…あ、A。」
はい目合ったあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
あ、そのホッとしたように薄く笑うの辞めていただきたい!!
かわいいから!!!
すると当然のようにザワザワし出す教室。
う…テテで少しは慣れたとはいえやっぱり居心地悪い…
誰だこれが優越感だとか思ってた奴!
はい私です愚かでした!
「…先生、俺Aの隣の席がいいです。」
「んんん!?」
「おー知り合いだったのか。いいぞ座れー」
いやいや私の隣がそんな都合よく空いてるわけ…
あ、空いてる…だと!?
左はハルで右は空席。
そういえば右に座ってた子結構前に転校してたな…
それすらもフラグだったというのか…?
神様すげぇ。
「…A。一昨日ぶり?」
脳内パニックになっていると席に座ったゆんちゃんが私に声をかける。
「ゆんちゃん用事って引越しだったの…?」
「まあな。ちなみにお前の家の後ろ。」
「え!あそこゆんちゃんの家だったの!?」
「おう。また挨拶行くから。」
「わー!テテも喜ぶよ!!ずっとユンギヒョンに会いたいーって言っててね〜」
「っはは、お前ほんとテヒョナと仲良しなのな。」
「まあね…っ!?」
一瞬、時が止まったのかと思った。
だってゆんちゃん、歯茎丸出しだったから。
どういう意味かわかる?
「お砂糖スマイル…頂きましたあぁ…!!!」
「は?」
ヒソ…
「キムさん、ミン君のことゆんちゃんって呼んでない?」
ヒソッ…
「テヒョン君とかグク君といい…イケメン集まりすぎじゃない?」
ヒソヒソッ…
「2年のジミン君とも仲良いんだって…」
み、みんな全然ヒソヒソじゃないよ!?
聞こえてるよ!?
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佐藤 夏恋 - メノンさん» 夏恋もメノンさん好きです!更新楽しみにしてます (2018年10月7日 12時) (レス) id: 11309aee17 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - 佐藤 夏恋さん» ありがとうございます!!可愛いですって!?そう言ってもらえて良かった…夏恋さん好きです!サランへ!! (2018年10月6日 18時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 夏恋 - めっちゃ面白いです!テヒョン可愛すぎて…更新楽しみにしてます。いや、もうなんか、うん、ほんと好き← (2018年10月3日 22時) (レス) id: 11309aee17 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - バンタンさん» あえて主人公でなくハルちゃんを選択するセンス…好きです。現実逃避、お伴します! (2018年10月2日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - 谷桐さん» えっ、何ですかそれ羨ましすぎです!!なるべく早く公開できるよう頑張ります!!ありがとうございます! (2018年10月2日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メノン | 作成日時:2018年6月11日 19時