きむてひょんが27匹 ページ29
「ヌナ！とりあえずお互い自己紹介しなよ！」
中々頭を上げない私を見兼ねてなのか、口を挟んでくるテテ。
「え、あ、キムAです…高校3年生です。」
自己紹介するのに顔を見ないのは失礼だと思うから渋々頭を上げる。
まあ正座は意地でも崩してやんないけど。
「…ミンユンギ。同い年だから敬語いらねぇ。」
えっ！同い年！？
あのミンシュガと！？
タ、タメでいいの！？
「ユ、ユンギ…くん？」
「無理してくんとか付けんな。好きなように呼べよ。」
ぐいーんっ
私の遠慮メーターの針が振り切れた音がした。
多分私の一番の長所は？って聞かれたら『順応性の高さ』って答えると思う。
「じゃあゆんちゃんで！」
「え、ゆんちゃんはさすがに…」
ぎょっとした表情で私を見るユンギ…じゃなくてゆんちゃん。
好きなように呼べって言ったのはそっちだからね！
「ほら、ユンギとかは…」
「ゆんちゃんで！！」
「……もうそれでいいわ…」
やたっ！！
「ところでゆんちゃんはなんでうちにいるの？私と同じ高校じゃないみたいだし。」
あぁいけない。
ゆんちゃんって口にするだけでニヤケが止まらない。
「ここらに用事があって。近くの公園でテヒョナが1人で泥投げててその泥がかかったからシャワー借りた。」
「……テテ何やってんの。」
「ヌナが悪いんだ。ヌナが男と喋ってたからムシャクシャして泥投げてただけだもん。」
「やること幼稚過ぎない！？」
するとそっぽを向くテテ。
「うぅ…ごめんねゆんちゃん…それにその、裸まで見ちゃって…」
「ぶーっ！ヌナユンギヒョンの裸見たの！？」
「おい、ちげぇだろ。上半身だけだって…」
「お肌もすべすべもっちもちだった…」
「いらんこと言うなって！」
ゆんちゃんの白くてすべすべもっちもちの肌の感触を思い出してついついうっとりする。
あの時はただひたすら恥ずかしかったけど今となってはもっと触っとけば良かったって思えるから不思議だよね。
「…い！…おいA！テヒョナどうにかしろって！」
「ヌナがヒョンの裸見た…ヌナがヒョンの裸見た…ヌナがヒョンの裸見た…」
「っえ？わ！ちょっとテテ！？」
ゆんちゃんの肩を掴んで揺らしているテテを引き剥がしてご丁寧にゆんちゃんを帰らせました。
多分、もう会うことはないだろうけど。
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佐藤 夏恋 - メノンさん» 夏恋もメノンさん好きです！更新楽しみにしてます (2018年10月7日 12時) (
レス) id: 11309aee17 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - 佐藤 夏恋さん» ありがとうございます！！可愛いですって！？そう言ってもらえて良かった…夏恋さん好きです！サランへ！！ (2018年10月6日 18時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 夏恋 - めっちゃ面白いです！テヒョン可愛すぎて…更新楽しみにしてます。いや、もうなんか、うん、ほんと好き← (2018年10月3日 22時) (レス) id: 11309aee17 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - バンタンさん» あえて主人公でなくハルちゃんを選択するセンス…好きです。現実逃避、お伴します！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - 谷桐さん» えっ、何ですかそれ羨ましすぎです！！なるべく早く公開できるよう頑張ります！！ありがとうございます！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 12718eb4e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メノン | 作成日時：2018年6月11日 19時
