うさぎマンネvsうさぎマンネの戦闘記

目腫れるの決定 ページ22

パァーーーンッ


っていう破裂音とともに私の頭にかかる…紙テープ？暗くてよく分かんないけど。




それに少し遅れて聞こえてくる


「「「「「「Aハッピーバンタン加入デー！！」」」」」」


という6人の男達の声。



え！？この声オッパ！？え、てかハッピーバンタン加入デーって……




…ポクポクポク




チーーーーーン









「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！忘れてたあぁぁぁぁぁ！！！」



そうだ今日は私が防弾少年団としてデビューした日じゃん！！なんで忘れてたんだ私の馬鹿野郎！！！



パチッ



急についた灯に目が眩んでキュッと目をつぶる。




目を開けると




クラッカーを持ってるオッパ達と…いつのまにか中に入ってたジョングクが私を笑顔で見ていた。




「やっぱりA忘れてやがったな〜！」


「ホ、ホビオッパ〜！すっかり忘れてました〜！！これってサプライズってやつですか！？」



「そうだよ〜！ほらA、そんな所に突っ立ってないで中に入ろう？」


テヒョンオッパに腕を掴まれてリビングへと連れて行かれる。

待って靴脱がせて！
急いで靴を脱ぎ捨てる。



ガチャッ


リビングに入って電気をつけると



『A！防弾に入ってくれてありがとう！』

って垂れ幕と



机にはジンオッパが作ったであろう美味しそうなたくさんの料理が。

丁寧に真ん中にはでっかいホールケーキも置いて。
よく見るとケーキに乗ってるチョコのプレートには『我らがマンネA、愛してるよ』って下手な文字で書いてある。

…書いたの誰なんだ。




あ、やばいなんかやばい。

目頭がツーンと熱くなる。




「これ…オッパ達が？」


涙腺崩壊寸前の私を見て嬉しそうに微笑んでる、隣のテヒョンオッパに聞く。


私の腕を掴んでたオッパの手の力がキュッと強くなる。



「そうだよ？どう？嬉しい？」



イヒヒっとお得意の四角い口で笑うオッパ。





「…嬉しいなんてもんじゃないですよぉ〜グスッ…う〜…オッパァありがとうございます…ヒグッこれからも一緒にいてください〜…うぅ〜」



あぁ…まだまだ感謝の言葉を言いたいのに止まらない涙のせいで喉がつっかえて上手く話せない。



イヒヒッ

また笑うオッパ。


「当たり前だよ〜！ね、みんな？」


くるっと後ろを向いて私達の後ろにいるメンバーに問いかける。






「「「「「「もちろん！」」」」」」




…これ以上私を泣かせるとかどういうつもりですかオッパァ……

衝撃の真実→←話を途中で遮るな

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