うさぎマンネvsうさぎマンネの戦闘記

うさぎのままでいいよ！ ページ18

…すぅ

目一杯息を吸い込む。


「ジンオッパは肩幅広すぎ！セルカとる時邪魔！ユンギオッパ！塩の時と砂糖の時の差激しすぎ！ホビオッパ！もうちょっと空気読んで！ナムオッパ！私のライアンこっそり盗らないでバレてるよ！」


酸欠になりそうだからここで一息つく。


「ジミンオッパ！不満なんてないよ存在してくれてありがとう！テヒョンオッパ！何かあったら私に抱きつきに来るのやめて嬉しいけど！」


「そしてジョングク！ウルウルなお目目したら私がなんでも許すと思うなよ！！以上です！」


ぜー…ぜー……

一気に喋りすぎて酸素が回ってない…ラップよりしんどいわ。


「おぉ〜なかなかぶちまけますね〜！ジミンさんには不満がないんですね。」


「当たり前です。ジミンオッパは私の永遠のエンジェルです。」


真顔でどやる私。



てかそれよりも

「オッパァ…これ聞いてますか？出来たら聞いてて欲しくないんだけど…怒らないでね！？大好きなのに変わりはないから！」



「いやA俺には謝んないの。」

不服そうな顔のジョングク。



何言ってんの？


「アンタに謝罪の気持ちなんて一ミリもわかないわ残念。」



「……」



「まあAが俺の事許さないとか不可能だけどな。」


どやるうさぎ。



「そんなの分かんないじゃん！いつまでも私がウルウル攻撃に騙されると思うなよ！！」


「はっ、俺だって日々バージョンアップしてるし。ちょっと新しい技見せてやるよ。」



…あ、新しい技？



首をコキコキして何やら準備運動のようなものをするジョングク。


え？そんなにハードなものなの？



すると私の真ん前に座っていたジョングクが
体ごと少し斜めを向いた。




すると






ジョングクが舌でペロッと唇を舐めて


流し目で私を見てきた。




「……A……」



私の名前を呼びながら。







グハァッッッッ



「参りましたぁぁぁ……」


撃沈。机に突っ伏す。



「これは…皆さん、音声だけでよく分からないですよね、状況を説明するとですね〜。Lさんに向かってジョングクさんがとてもセクシーな決めポーズをして、Lさんが撃沈状態！」


「いや〜私も不覚にもドキドキしちゃいましたよ！」



「コンセプトはセクシー系です。Lを打ちのめすために研究したんですよ〜」


「研究！さすが黄金マンネですね〜。」



いつものうさぎスマイルになってMCさんとのほほんと談笑するジョングク。



…不意打ちダメ、絶対。

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