私と彼の特等席 【JM】

もう仕方ないレベル ページ9

聞き捨てならないよお子ちゃまとか。



赤くなった顔？
そのワードですっかり通常運転だわ。




「え？言った通りだけど？」


は？って顔で見てこないでよミヨン！ホソクとナムジュナ！ウンウンって頷くな否定しろよ！！




「私の！どこが！お子ちゃまなの！！」


こちとら高校2年なんだぞ！




「だってA恋愛したことないし。お子ちゃまじゃない？」





……うっ



「小さい頃からアイドルとかイケメンにしか興味ないから無駄に面食いだし。」


……うっ



「面食いなくせに身近なイケメンには興味ないし。」


……うっ



「そんなんだから恋もできないし彼氏もいないのよ。」


……うっっ

ミヨンのことばがグサグサと刺さってくる。




「「ミヨン、よく言った」」


……拍手をするな馬と仏ぇぇぇ！！





「だ、だって好きとかよく分かんないじゃん！それに私なんてモテないから彼氏もできることなんてないよ！！」




「いやアンタがモテないのはホソクとナムジュナが男という男に脅してるからってだけで…」





「「ミヨン！！」」




「お前それ以上言うのは俺たちが許さないぞ！」

「そうだそうだ！ナムジュナの言う通りだ！！」



……ごめんなさい何言ってるのか分かんない。
てかホソクとナムジュナうるさいよ。




「はいはい分かったわよ。まあAがお子ちゃまってのは紛れもない事実だからね。」





「アッ、結局結論そうなんのね。」



いやでもね？


めっちゃ身近にホソクとかナムジュナみたいな国宝級イケメンがいるのに何も起こらないんだから、もう誰にも恋とかできないと思うんだよ。






キーンコーンカーンコーン





ガラッ




「HR始めるぞー。みんな座れー。」





あ、先生入ってきた。


先生の言葉でクラスのみんながぞろぞろと自分の席に着いていく。




私も席に戻って、机にぺたーっと突っ伏す。




はあ……




プリティーボーイ見て癒されたい………

お砂糖大魔王降臨→←馬がただただおかしい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す