責任取ってください？ ページ39
「あの日のこと…ほんとは覚えてるから避けてるんでしょ？…この前避けないでって約束したじゃん…」
そこまで言って、でもそれ以上は言葉が出なかった。
代わりに涙がボロボロこぼれていって、ぼやける視界に慌てているジミンが見える。
「あぁ…ヌナごめんなさい…」
「……ばか。…ジミンのばかばかばか。」
「ほんとごめん…つい勢いであんなことしちゃってヌナに合わせる顔がなくて…」
ジミンはそう言って指で私の目を優しく拭う。
「だからって…忘れたフリとかあり得ないし…避けるとか約束破ってるし…」
「うん…すっごい悪いと思ってるよ。…だからヌナ、泣き止んで？ね？」
「……それだけじゃないもん。」
「え？」
「…あれからずっとジミンが気になるし、何やっててもジミンのことばっか考えてるし、ジミンに会えないとすごい辛いし、」
「……ジミンのせいで私変になっちゃったんだよ。…どうしてくれるの。」
下を向いて一気にまくし立てる。
少し間を置いてから恐る恐る顔を上げると
「……ヌナ…それって…」
ジミンは驚いた表情だったけど、みるみるうちに笑顔になっていって
「……なんで笑顔なの、っ、」
いきなり強く抱き締められる。
「ヌナ…僕が責任とるよ。……Aヌナ…僕と付き合ってください。」
え
せせせせきにんってそそそういう！？！？
でっ、でもでも私ちゃんとジミンを好きって断言できてるわけじゃ…
えーとえーとえーと…
「…ヌナ？」
中々言葉を発さない私を、ジミンが少し離れて顔をのぞき込んでくる。
その顔はすごく、幸せそうで
「……は、い…よろこん、で、」
反射的に私の口はそう答えていた。
すると
周りから大きな歓声と拍手が巻き起こる。
あ！？ここ校門だったあぁぁ……！！
テヒョンくんまで！騒いでる！！
恥ずかしい…穴が開いたら入りたい…
「…えへへ、ヌナ大好き！」
そんな私を、もう目が見えないくらいの笑顔で見てくるジミン。
私の決断は少し早まったものかもしれないけど
ジミンへのこの感情はきっと…
ううん
間違いなく…愛しさ以外の何物でもないんだと思う。
「…へへ、……私も大好き！」
これからもずっと、あの場所で二人で笑いあえますように。
私と彼の、特等席で。
**END**
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メノン(プロフ) - すずさん» ほんとにです…！ただの脅しなのを心から願ってます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年7月20日 21時) (
レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - そーですよね…！二回目の時は自分の心配よりARMYの心配していてもっと自分の命を大切にして欲しいです(>_<) (2018年7月17日 23時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» ありがとうございます！！( ；∀；)私もそのニュース見て死にそうになりました…ジミンちゃんどうか何事もなく過ごしてほしい… (2018年7月17日 19時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はい！コメントしました笑笑もー最高ですね(>_<)じみんちゃん可愛すぎました。てか、Yahooニュースで見たんですけど殺人脅迫三回目来たそうで…じみんちゃん大丈夫ですかね…もう見た瞬間泣きそうでした(つД`)ノ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» あら！？最初の方にもコメントしてくださいましたよね！そう言ってもらえるなんて…ありがとうございます！番外編ですか！かんがえておきますね(*´ω`*) (2018年7月15日 15時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メノン | 作成日時：2018年4月28日 1時
