未知の世界、男子校 ページ38
「ちょちょ、ホソクいくらなんでも詰め込みすぎだって!」
気付くとホソクの頰はリスみたいに膨らんでて。
……なーんかつい最近こんな感じの人見たような…
待てよ?
バスに乗らない
バイト辞める
カトク未読スルー
これって…明らか避けてるよね?
もしかして、ジミン…
私に告白したこと覚えてる?
…そうとしか考えられないよね。
……ガタッ
「……ホソク。私早退する。」
「は!?ほひ!ほうひうほほは!?!?」
急いで鞄に荷物を詰めて教室を出て行く。
校門を出たあとはバス停まで全力疾走。
そしてさらにそこから二駅。
目的地はバスを降りたすぐ目の前にあった。
「……防弾高校…ここだな。」
ジミンの通ってる高校。ここで間違いない。
いざ校門に足を踏み入れるも
「……あれ、どうすればいいんだ…?」
入って二、三歩で思わず足を止める。
そういえば勢いで来てなんもその後のこと考えてなかったあぁぁぁ!!
し、しかもめっちゃ物珍しそうに見られてる気が…
「…おい、あれ女子だぞ?」
「…わ、ほんとだ!へー珍しー!」
「ひっ、」
そうだ…ここ男子校だったあぁぁぁぁ!!!
すると何人かの男の人達が私の方へずんずんと歩いて来て
「ねーねー、君どこ高?なになに?彼氏に用事とか?」
「俺達が案内したげるよー!」
「ひっ…いや、えっと…」
でかいでかい!怖い!!あとイケメンじゃない!!
誰か助け…
「……あれ〜?Aヌナじゃん!どしたの〜」
こ、この声は…
「テ、テヒョンくーん!!」
前を塞いでいる男の人達の間からその声の方に返事する。
「やっほーヌナ〜俺に会いに来たの?」
テヒョンくんが無理矢理誰かを引き連れながら私の前に来る。
……あ
「……いや、テヒョンくんじゃなくて……そっちに。」
テヒョンくんにではなくて、テヒョンくんの隣にいる人に向かってそう言う。
「…ジミナに?」
「……うん。」
「……ヌナ。…わざわざ何の用ですか?…風邪なら治りましたよ。」
ジミンはいつも通りの声色だけど、俯いて目を全く合わせてくれない。
「……ジミンさ。……覚えてるでしょ?」
ジミンの肩が少しビクッと動いた。
「私のこと、避けてるよね…?」
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メノン(プロフ) - すずさん» ほんとにです…!ただの脅しなのを心から願ってます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - そーですよね…!二回目の時は自分の心配よりARMYの心配していてもっと自分の命を大切にして欲しいです(>_<) (2018年7月17日 23時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» ありがとうございます!!( ;∀;)私もそのニュース見て死にそうになりました…ジミンちゃんどうか何事もなく過ごしてほしい… (2018年7月17日 19時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はい!コメントしました笑笑もー最高ですね(>_<)じみんちゃん可愛すぎました。てか、Yahooニュースで見たんですけど殺人脅迫三回目来たそうで…じみんちゃん大丈夫ですかね…もう見た瞬間泣きそうでした(つД`)ノ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» あら!?最初の方にもコメントしてくださいましたよね!そう言ってもらえるなんて…ありがとうございます!番外編ですか!かんがえておきますね(*´ω`*) (2018年7月15日 15時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メノン | 作成日時:2018年4月28日 1時