ピュアホープ ページ37
「あぁ…頭がパンクしそう……」
学校のお昼休みに、ご飯も食べず机に突っ伏す。
「おいどうしたんだよA〜」
頭上から聞こえてくるこの能天気な声は
「私が相談したいのは馬じゃない!……なんで今日ミヨンもナムジュナも休みなの!?」
「ひどっ!」
とか言いながらもモグモグご飯を食べ続ける馬。
ソクジンさんにアドバイス?をもらってから数日たったけど、
相変わらずジミンはバスに乗ってこないし本当に
バイトも辞めたみたい。
ユンギ先輩にはカトク返したくせに私のカトクには
既読すらつけない。
ほんとに意味がわからない。
でもジミンに会わなければ会わないほど、私の頭の中はジミンでいっぱいになっていって。
答えはまだ出せそうにないし。
ここ数日間、ジミンに振り回されっぱなし。
「….ねえホソク。私って罪な女なんだって〜」
特に意味もない呟きに、
「ゲェホゲッホゲッホゲッホ!!!おま、何言って、ゲェホゲホゲッホ!!」
思わず顔をあげると、ご飯でむせたらしき馬が一人
パニックになっていた。
「Aが、つ、ゲホッ、罪な女だと!?」
馬はむせてるにも関わらず詰め寄ってくる。
「落ち着け落ち着け。バイトの先輩に言われた。もしかしたら私モテ期なのかな…」
自分で気付いてないだけで。
「……なんてね。」
「あっ、あったりまえだろー!?Aがモテる?ないないない!絶対ないね!!」
別にそこまで否定してなんて言ってないけど。
……こいつに聞けば、ちょっとはわかるかな。
ジミンの考えてること。
「…ホソクだったらさ、もし勢い…?で告白しちゃったらどうする?その子に対して。」
するとわかりやすいほど真っ赤になっていくホソクの顔。
「え、なんでそんな赤くなってんの?ピュアなの?例えだって例え!」
「あ、あぁ〜…勢い?うーん…勢いだったら、ちょっと避けちゃうかな…」
「さ、避けるの?」
「だって告白するぞーって思ってやったわけじゃないだろ?まだ覚悟できてねえもん。」
なぜかやたらとホソクの言葉は説得力があって、
「…ホソクって恋してるの?」
「え、は!?なんでそうなる!?」
「なんかめっちゃ説得力あった。」
「……まあ、それなりにはな。」
ホソクはそう早口で言ってこれ以上聞くなとばかりにご飯を口に詰め込み出す。
おお…なんかホソクかわいい…
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メノン(プロフ) - すずさん» ほんとにです…!ただの脅しなのを心から願ってます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - そーですよね…!二回目の時は自分の心配よりARMYの心配していてもっと自分の命を大切にして欲しいです(>_<) (2018年7月17日 23時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» ありがとうございます!!( ;∀;)私もそのニュース見て死にそうになりました…ジミンちゃんどうか何事もなく過ごしてほしい… (2018年7月17日 19時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はい!コメントしました笑笑もー最高ですね(>_<)じみんちゃん可愛すぎました。てか、Yahooニュースで見たんですけど殺人脅迫三回目来たそうで…じみんちゃん大丈夫ですかね…もう見た瞬間泣きそうでした(つД`)ノ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» あら!?最初の方にもコメントしてくださいましたよね!そう言ってもらえるなんて…ありがとうございます!番外編ですか!かんがえておきますね(*´ω`*) (2018年7月15日 15時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メノン | 作成日時:2018年4月28日 1時