なんでですか?先輩 ページ35
「ジ、ミンが…バイト辞めた?」
「そう!今日学校終わって一緒にバイト行こって言ったらもう辞めたからって…」
は?え、どういうこと?
てかジミン学校来てるじゃん。バスいなかったのに。
「ごめんテヒョンくん。ちょっと頭が追いつかない…」
「俺もわかんない…ジミナのやつ、理由聞いてもはぐらかすばかりで…」
テヒョンくんはなんだか泣きそうな顔で
ソクジンさんも頭が追いついていないみたいで
それ以上は何も問いただせなかった。
ガチャ
「…おいお前ら、仕事しろ。」
「ユンギ!今それどころじゃ…」
「…ジンヒョン。今の時間帯の忙しさ舐めてるんですか?鏡で自分の顔見る暇あるなら料理作ってください。」
「ひっ…い、今は見てないぞ!わかったよ作ればいいんだろ!?テヒョナ、Aちゃん、この話はまたあとでね。」
ユンギ先輩に軽く睨まれて、いとも簡単に折れる
ソクジンさん。
……歳上の威厳はいずこに。
「……でA。何の話してたんだ?」
先輩は厨房を出ることなく、大人しく皿洗いを再開
した私にコソコソと絡んでくる。
……ったく、この人は…
「ユンギ先輩さっき自分で忙しいって言ってたじゃないですか。」
意地でも先輩の方は向かずに皿洗いを続ける。
「……あと、半径二メートルは離れてくださいって言ったはずです。」
半径二メートルの意図がわかっても尚、
ジミンの言いつけを守る私って…
「いいじゃねえかジミナ見てねえし。な?教えろよ。」
「その発言セクハラ上司みたいです。訴えますよ。……ジミンがバイト辞めたんですよ。テヒョンくんでも理由わかんないって。」
「は?」
これにはさすがの先輩も驚いた様子。
先輩はしばらく考え込むような素振りだったけど、
「……なんでだ?」
「私にもわかりませんよ。」
「違う。」
「……なんでお前、泣きそうなんだよ?」
「……え、」
思わず手を止めてユンギ先輩を見る。
「ぜんぜん、そんなことないです、よ?」
「……嘘つき。今にも泣きそうな顔してんだよ。」
「……ジミナのことそんなにショックだったのか?なあ?」
ユンギ先輩はいつも通りな絡み方だけど、
「……なんで先輩も泣きそうな顔してるんですか、」
「……ははっ、…なんでだろうな?」
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メノン(プロフ) - すずさん» ほんとにです…!ただの脅しなのを心から願ってます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - そーですよね…!二回目の時は自分の心配よりARMYの心配していてもっと自分の命を大切にして欲しいです(>_<) (2018年7月17日 23時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» ありがとうございます!!( ;∀;)私もそのニュース見て死にそうになりました…ジミンちゃんどうか何事もなく過ごしてほしい… (2018年7月17日 19時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はい!コメントしました笑笑もー最高ですね(>_<)じみんちゃん可愛すぎました。てか、Yahooニュースで見たんですけど殺人脅迫三回目来たそうで…じみんちゃん大丈夫ですかね…もう見た瞬間泣きそうでした(つД`)ノ (2018年7月15日 22時) (レス) id: 17840ac629 (このIDを非表示/違反報告)
メノン(プロフ) - すずさん» あら!?最初の方にもコメントしてくださいましたよね!そう言ってもらえるなんて…ありがとうございます!番外編ですか!かんがえておきますね(*´ω`*) (2018年7月15日 15時) (レス) id: d1ae259122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メノン | 作成日時:2018年4月28日 1時